8/24のFFF第九回大会からいよいよ長いリーグ戦をスタートした、FFF初のリーグ戦、”Cyatan Mask-Man Festival”。マスクマンの祭典となるこの大会は、8月で既にリーグ戦の二試合目までを消化し、多くの熱戦を繰り広げている。
そんな初めてのマスクマンの祭典を、試合中継でもお馴染みの四人の識者が大胆予想！
果たして優勝は誰になるのか？ はたまた最下位は？ 大会を荒らす台風の目は？？
それぞれの予想コメント共にお送りしたい。
レオ桑江（実況担当、なんたまTV）
Aブロック展望
・本命：ナル・マスカラス
・対抗：マスク・ド・シーサー
・大穴：チョンダラーSYOMA
本命はこれまでの経験値からナル。フィニッシュが確立していて実際に二連勝。
対抗は今大会に意欲を燃やすシーサー。これまでの雪辱を果たしたい。
大穴は同じく意欲を燃やすSYOMA。これまでタッグでは負け役も多かったが、実力者だけに楽しみ。
Bブロック展望
・本命：ハブマスク
・対抗：ローテ・クー
・大穴：ミルク三世
妖怪軍団総帥のマジムンを差し置いて、本命はハブマスク。実力は誰もが認めるところ。シングル戦でより実力が発揮されるか？
対抗はローテ・クー。タッグ戦では杉本の陰に隠れているが、ラフ×空中殺法は脅威。実際に二連勝。
大穴はベテランのミルク三世。長丁場だけに不安もあるが、あっと驚く結果を出す可能性も？？
大会全体の展望
・優勝：マスク・ド・シーサー
・最下位：格闘機神チーバガイン
・注目：マジムン・ブラック
優勝は期待を込めてシーサー。25年前のライガーのスーパーJカップのように、提唱者として優勝を目指してほしい。
最下位はチーバガイン。これまでの本大会でもなかなか勝てず、今回も第二戦までで連敗。マスクを脱ぐことになると番組的に大丈夫なのかが気になるところ。
注目はマジムン。彼は自分の役割を完全に演じきれる数少ないレスラー。今回同胞も多いリーグの中でどのような役割を演じるのか、注目している。
成毛先輩（解説者、格闘最前線）
Aブロック展望
・本命：ナル・マスカラス
・対抗：タカシ・コンドー
・大穴：ミスタースバ
個人的な思い入れ込みでナル・マスカラスを本命に。この混迷のジュニア戦線を己のやり方で切り拓いてきた集大成となることを期待する。
対抗のタカシについても同じく、Bow-Sawというチームから解き放たれた底力に期待したい。
大穴はスバ。リーグ戦初戦のボルトをK.O.したそのパワーはもしかして！と思わせてくれた。後半の巻き返しも十分にあり得る。
Bブロック展望
・本命：ローテ・クー
・対抗：マジムン・ブラック
・大穴：暗黒大帝イバラギン
本命はローテ・クー。良くも悪くも自分のプロレスを貫ける精神的強さが後半に向けて武器になると思われる。
対抗のマジムン。どんな状況からも自分のプロレスに持っていくことができる上手さはやはり強さ。今までも何度も驚かされた分、期待してしまう。
大穴はイバラギン。リーグ戦2試合を見たがどちらも自分のペースでプロレスをしているのがわかるし、もしかしたら！と思わされたことは事実。かなり面白い存在。
大会全体の展望
・優勝：ナル・マスカラス
・最下位：パーントゥHG
・注目：Mario G
優勝はナル。地味で硬いプロレスではあるが勝ちを重ねて、意義のある初代王者になってもらいたい。
最下位はパーントゥ。現在、台風の目か！？と思われそうだが長いリーグ戦、このペースを維持するのは難しい。一度負けることで一気に崩れそう。そのまま最下位も彼らしいのでは？
注目はMario G。現在FFFのリングを支配するPVBジュニアの代表的存在としてこのまま黙っているわけがない。この後、サッカーイタリア代表の様にいつの間に決勝にいることも想像できる。ドイツのPVBには怒られるかもしれないが。笑
近藤代表（解説者、con.room）
Aブロック展望
・本命：ナル・マスカラス
・対抗：タカシ・コンドー
・大穴：ミスタースバ
ここ２戦を見て光るのはやはりナルの経験値。思わぬ星の取りこぼしさえなければ手堅くブロック首位を守るだろう。
そもそもユニット自体がダークホース的な（笑）BOW-SAWのなかにあって元々実力者ではあるタカシに期待を込めて対抗としたい。上位陣の星の食い合いになればチャンスあり。
対抗戦ではc.d.s.への寝返りという衝撃的な行動をとったスバだが、各チームと戦ってきた経験、度胸はあなどれないため大穴とした。
Bブロック展望
・本命：パーントゥHG
・対抗：ハブマスク
・大穴：ミルク三世
個人的にイロモノ感の強い（笑）Bブロックにあってさらに突出している感のあるHGもここまで2連勝。不慣れなPVB勢に勝利した点も見逃せない。あの個性を出し続ければ、相手の勢いをうまくいなして星を重ねるのでは？
このブロックでザ実力者といえばハブ。着実に勝利できるかがポイントだが、負けの込んだ相手に対する取りこぼしがあると痛い。
大穴はミルク。ヒーローズにあっていつも流血の憂き目にあいながら、一人気を吐く姿の彼に期待して。
大会全体の展望
・優勝：ナル・マスカラス
・最下位：邪神大帝イバラギン
・注目：暗黒機神ダークガイン
c.d.s.の看板から解き放たれた、「ナル」という一人のレスラーがどこまでやってくれるのかを最後まで見届けたいという希望を込めて。もちろんバトルロイヤルを勝ち抜くなど、混戦をサバイバルするノウハウをきっちり知っている点も見逃せない。
最下位は、やはり老体には厳しいかと思わせる（笑）ここ2戦のイバラギン。せめて手負いの狼として爪あとを残して...そして仮面（?）を外すことになるのか!?
いったい実力があるのか、無いのか、誰につくのかつかないのか、ミステリアスだがそのままな予感もするダークガインになぜか注目してしまう（笑）
静鈴鹿（プロレスライター、Ruhr Nachrichten PVB）
Aブロック展望
・本命：ナル・マスカラス
・対抗：マスク・ド・シーサー
・大穴：チョンダラーSHOMA
ナル・マスカラスが安定しているかと。対抗には、ヒーローの意地を見せてもらいたいシーサーで。SHOMAは波に乗れば怖い存在な気がするので。
Bブロック展望
・本命：マジムン・ブラック
・対抗：ローテ・クー
・大穴：ハブマスク
マジムンはほぼほぼ相手を流血させるのがエグい。流血に耐性がないレスラーでないと厳しいかと。 ローテ・クーはジュニアタッグも控えているので、無様な結果は残せないので。 ハブは強いけど、しつこく締め上げるスタイルなので、時間内に仕留められるかどうかで変わってくると思う。
大会全体の展望
・優勝：マジムン・ブラック
・最下位：暗黒機神ダークガイン
・注目：ミルク三世
優勝はマジムン。対戦相手をことごとく流血させるのは、やはり怖い。 悪の勝者となる可能性も十分あるかと。
最下位はダークガイン。最下位決定戦でチーバガインと闘う可能性もあると思うが、そうなったら、やはりヒーローに勝って貰いたい。
注目はミルク三世。ベテランがどこまでやれるのか、見せてもらいたい。
