昨年2018年11月に旗揚げされたFFFの興行もついに10回目となる。今回はFFF初のリーグ戦「Cyatan Mask-Man Festival」のタイトルにもなっている北谷での開催。そして、そのリーグ戦の決勝戦が行われる。他にもFTCジュニアタッグ選手権などFFFファン以外にも注目度の高い大会になりそうだ。
また、今回は北谷の浜辺に特設リングを設置。沖縄名物などの屋台も出店され、沖縄の新たなFestivalの誕生である。
第0試合は松原俊和五番勝負の第四戦。
負けはしないが勝てないまま第四戦を迎えてしまった松原。今回の相手は誰なのか。足掻きながらも自分の意志を表現できるのだろうか。
第1試合は福岡大会で大暴れしたチャーリー・ブロンソンの登場だ。今回の相手はエルウィン・ベルグヴェルク。バトルロイヤルでチャーリーと一触即発な雰囲気を作り試合後もお互いに意識したコメントを発表。その果てのデスマッチとなる。試合内容については当日発表。沖縄の海が血に染まる。
第2試合はジュニア4選手によるのイリミネーションマッチ。Cyatan Mask-Man Festivalではマスクマンのみのリーグ戦となり素顔のシノビ、YOSHITAKE、桑江リョウ、クラウスは不参加。FFFのジュニアでの存在感をここで存分に発揮してほしい。
第3試合はRyCom-ClubとPVBのヘビー級タッグマッチ。福岡大会メインではチャンピオン佐山率いるPVBの強さを見せつけた形になったが、まだまだキアッピーニの挑戦は続く、今回はVとのタッグ。迎え撃つのはマルヴィン・リッケルト、エルヴィス・ラモス。この予想不可能な不気味な二人に勝たなければ、RyCom-Clubに先の展開は無いだろう。果たしてどんな結果が待っているのか。
第4試合は花見川・千葉組 vs PVB郷原組。福岡大会で初遭遇した郷原と花見川。その時は郷原が勝利したが、花見川の気持ちは折れていなかった。郷原は福岡大会でヘリオスに惜敗。お互いに次の模索する中でのタッグマッチとなる。模索する。という意味では今回の花見川のパートナー千葉も同じだろう。それぞれの次のキッカケを掴む瞬間が見られるかもしれない。
第5試合はCyatan Mask-Man Festival最下位決定戦。
Aブロック タカシ・コンドー vs Bブロック ハブマスク。
この試合はFFF史上最も重たい試合になる。と言っても過言ではないだろう。負けほうがマスクを脱ぐのだ。マスクを賭けた戦い。まぎれもない真剣勝負を見届けてほしい。
第6試合はトミー凱旋マッチ。仙台大会でMohkoに敗戦。その試合では誰からも迷いが見えていたトミー。そんな自分を吹っ切りたい気持ちがあったのかもしれない。そのあとトミーは単身渡米。そこで何か見つけられたのか。今回は津波、TAKETOとのタッグ。そして、相手はサイレンス佐山、Marco、TAKERU組。トミーは新たな船出を勝利で飾ることは出来るのか!
第7試合はヘリオス南騎 vs Borusse Mohko。前回のタッグマッチはヘリオスの激勝で終わり、今回のMohkoとのシングルマッチへ。Mohkoの向こうには佐山の姿がある。ここで勝利してトミーより先にタイトルマッチにたどり着くのか。要注目のシングルマッチ!
第8試合セミファイナルははFTCジュニアタッグ選手権試合。福岡大会で挑戦権を得た天地、フミヤ組が杉本、ローテ・クー組と激突する。このまま無敗で杉本、ローテ・クーはベルトを巻くのだろうか。それをエースの意地で天地、フミヤが止めるのか。FFFジュニアの大きな節目になりそうだ。初代王者はどちらに!
第9試合、今大会のメインイベントはそうCyatan Mask-Man Festival決勝戦。
Aブロック1位通過マスク・ド・シーサー vs Bブロック1位通過パーントゥHG。FFFジュニアはヒーローズvs妖怪軍団で始まり、妖怪軍団の圧勝で流れは妖怪軍団 vs c.d.s.へ。その抗争もc.d.s.の勝利で終わり、CMFへ雪崩れ込んだ。その決勝戦がヒーローズ vs 妖怪軍団となったこの決勝戦。CMF初代王者という肩書きも大きいがそれ以上の意味を持っているようにも思える。もちろんリーグ戦の中にも数々の激闘があり、それを勝ち抜いた2名にはただシーサー、パーントゥがぶつかるだけ以上の想いを背負っての試合になるだろう。
そして、この試合の勝利者は初代FTCジュニアチャンピオンを賭けた試合の挑戦者指名権を得る事になる。試合後どんな景色が待っているのか。すでに気持ちはざわついていると思うがオリオンビールでその瞬間を待つしかない。
注目の第十回大会は北谷特設会場で9/28(土)15:00スタート予定。
FFF第十戦『ちゃたんEndress-Summer Festival』 2019/9/28 in 北谷サンセットビーチ・特設ステージ
第零試合「松原俊和5番勝負④」15分1本勝負
松原俊和 vs Mr.X
第一試合「スーパーヘビーデスマッチ」30分1本勝負/バラ線発破デスマッチ
第二試合「ジュニア変則バトルロイヤル」オーバーザロープ・ルール
シノビ・ハワード vs YOSHITAKE vs 獣神ダンディー・桑江リョウ vs カール・ハインツ・クラウス
第三試合「"ALL Foreigner"スペシャルタッグマッチ」30分1本勝負
リカルド・キアッピーニ&フライングV vs マルヴィン・リッケルト&エルヴィス・ラモス
第四試合「"ALL JAPAN"スペシャルタッグマッチ」30分1本勝負
ザ・グレート 千葉&花見川幸一 vs 郷原 剛&皇 克馬
第五試合「Cyatan Mask-Man Festival 最下位決定戦」時間無制限1本勝負/マスカラ・コントラ・マスカラ
タカシ・コンドー vs ハブマスク
第六試合「トミー・タロー凱旋試合 スペシャル6人タッグ」30分1本勝負
サイレンス佐山&Marco R&TAKERU vs トミー・タロー&TI-DA津波&TAKETO
第七試合「ヘリオス、ベルト獲りへの挑戦状!」時間無制限1本勝負
ヘリオス南騎 vs Borusse Mohko
第八試合(セミファイナル)「FTCジュニアタッグ王座選手権試合」時間無制限1本勝負
杉本太一&ローテ・クー vs 天地勇河&フミヤ・ウォーターリバー
第九試合(メインイベント)「Cyatan Mask-Man Festival 優勝決定戦」時間無制限1本勝負
マスク・ド・シーサー vs パーントゥHG