前回大会にて初代FTCジュニアタッグ王座に就いた天地勇河。FFF旗揚げ当初からジュニアのエースとして期待されていたが、タッグベルトとはいえFFF初のジュニアのベルトを得たことで、名実ともにその座に就いたと言えるだろう。
その天地が、ベルト奪取の喜びと共に、今後のジュニアの展開について語ってくれた。
天地勇河
FFFジュニア初のベルトを獲得したことについて
いやあ、安心したよね。ずっと杉本にはいなされていたし、今回も苦戦するだろうと覚悟はしていたから。そんな中でうちのペースで押し切れたっていうのは、自信にもなるし、パートナーのフミヤにとっても良い経験になったんじゃないかな。
やっぱり、FFF旗揚げの時からジュニアのエースと期待されているのは自覚していたし、そのプレッシャーも感じていたよ。相手もそういう気持ちで向かってくるしね。だからまずはタッグベルトとはいえ、しっかりと初代王者に名前を刻めたのは満足しているよ。
とはいえ、獲得してすぐ奪われるっていうのはダサすぎるからさ、しっかりと防衛していくつもりだよ。相手が誰であろうとね。
初防衛戦の相手について
ありがたいことに、早速ベルトへの挑戦を表明してくれたよね。ナルが率いるc.d.s.と、SYOMAが直訴してきたヒーローズ。どちらも相手にとっては不足はないね。
それで、だ。フミヤとも相談したんだけど、やっぱり挑戦権を賭けた試合をしてもらう方が盛り上がるよね。オレ達もタンクトッパーズを倒してベルトに挑戦したわけだし。
シーサーがCMFの決勝で負けたこともあるし、ヒーローズはシーサーとSYOMA、c.d.s.はナルのパートナーはスバかボルトになるのかな? その両者で戦ってもらって、勝者の挑戦を、一周年大会で受けようと思う。どちらが相手になっても、ジュニアの魅力がしっかり詰まった試合にしてみせるよ。
そしてしっかりと防衛を果たして、杉本やタンクトッパーズのリベンジや、他の選手たち、もちろん同じチームである81ersの2人も含めて、挑戦は誰からも受けるつもりだよ。このジュニアのベルトの価値を高めていくためにね。
今後のジュニア戦線について
CMFの結果は正直、オレも驚きだったよ。これまで戦ってきたナルやローテ・クーの強さも知っていたしね。でもだからこそ、今後のジュニアが楽しみでしょうがないんだ。
CMFで激闘を繰り広げた16人に、オレやフミヤ、TAKETOさんに杉本やTAKERUといったPVB勢、あと社長は何考えてるかわからないけど(笑)、みんなでシングルのベルトを争っていくわけだからね。
今回は流れ上、シングルの初代王座には挑戦できないけど、パーントゥかコンドーさん、どちらが勝ったとしても、多くのジュニア選手たちが虎視眈々と二代目王座を狙うはずさ。もちろんオレも、タッグのベルトを保持したままシングルにも挑戦するつもり。タッグとシングル、その両方のベルトを腰に巻くことで、完全なるエースと言えると思うからね。いやあほんと、これからのジュニアが楽しみさ!