白熱のFFF旗揚げ一周年興行から1ヶ月。FFF初のトリプルタイトルマッチ、レジェンドとのスペシャルマッチと大いに盛り上がった旗揚げ一周年。しかし寒空の中、開演時間の遅れや試合数の多さなど反省点も多く出た。そして、ヒートアップし過ぎたのか激しい試合の連続により、13回大会にはトミー、Mohko、ダグラス、松原の欠場が発表されている。
2019年、台風による被害も大きく疲弊した千葉に元気を与えるべくFFFの2年目が始まる。
第1試合 ジュニアヘビー級バトルロイヤル
出場選手:邪神大帝イバラギン、ローテ・クー、ザ・ボルト、フミヤ・ウォーターリバー、ユリアン・ミュラー
千葉大会の開幕戦は千葉を本拠地とする新生THE BOW-SAWのイバラギンを含むジュニアヘビー級選手5人によるバトルロイヤル。初代チャンピオンも決定しさらに加熱するジュニア戦線はどこに流れ着くのか...!
第2試合
フリッツ・ユンター、エルウィン・ベルグヴェルク組 vs リカルド・キアッピーニ、Mask of C.B.組
6人タッグ、タッグマッチとフライングVから2度のピンフォール勝ちをおさめたフリッツ・ユンター。その流れを止めるべくRyCom-Clubからリカルド・キアッピーニが立ち上がった。さらにそのパートナーはMask of C.B.という謎のレスラー。どんなプロレスを見せてくれるのか。一方、ユンターのパートナーはエルウィン・ベルグヴェルク。こちらもまた予想外のプロレスを展開しそうだ。果たして、キアッピーニはユンターを止めることは出来るのか!
第3試合
皇克馬、マスク・デ・アギーラ組 vs ヘリオス南騎、TI-DA津波組
FFF参戦からvs PVBを軸に激闘を繰り返し故障したヘリオスの復帰戦。パートナーは津波。二人ともトミーが破った佐山へのリベンジが視界にあるはず。対するはチャンピオン佐山と数々の激闘を経験した皇。アギーラとのタッグで1レスラーとして結果を残すことは出来るだろうか!
第4試合
TAKERU、カール・ハインツ・クラウス組 vs TAKETO、獣神ダンディー・桑江リョウ組
11回大会のバトルロイヤルではTAKETOが。12回大会のタッグマッチでは二人の戦いで言えば引き分け。それぞれクラウス、桑江と経験豊富なパートナーの力を借りての3試合目。試合後の先には何が待っているのか!
第5試合
北拳太郎、小倉大鬼組 vs YOSHITAKE、角井隆組
ジュニアタッグベルト挑戦への道を突き進む81ers。今回の相手はYOSHITAKE、角井。どちらも実力派タッグチーム。81ersは前回杉山、ローテ・クーと引き分けているだけにこの試合で勝利で終えたいところ。
第6試合
マスク・ド・シーサー、チョンダラーSYOMA、ミルク三世組 vs ナル・マスカラス、ミスター・スバ、暗黒機神ダークガイン組
CMF、ベルト挑戦権争奪戦とシーサーに2度敗れているナル。この屈辱を払拭すべくc.d.s.としてヒーローズを標的に動き出した。FTCジュニアタッグチャンピオンとなったシーサー率いるヒーローズ。簡単な相手では無いだろう。
第7試合
天地勇河 vs 杉本太一
前回、81ersと引き分けた杉本が試合後のコメントでシングルへの興味を口にした。現状タカシ・コンドーが所持しているFTCジュニアヘビー級のベルトはTHE BOW-SAWと妖怪軍団での争いの一部になりかねないところへPVBから杉本が名乗りを上げた。そして、天地もジュニアタッグのベルトを手放したがシングルへの道が残っている。さらに激しさを増すFTCジュニアヘビー級タイトル戦線。
第8試合
タカシ・コンドー、シノビ・ハワード、格闘機神チーバガイン組 vs マジムン・ブラック、キジムナー・フリムン、ハブマスク組
パーントゥHGとタカシ・コンドーのタイトルマッチに絡めて濃度を増してきたTHE BOW-SAW vs 妖怪軍団。ついに6人タッグで本格的にチーム抗争も始まる。FTC初代チャンピオンとなったタカシを筆頭にどの選手も実力は十分。レベルの高い試合になるだろう。そして、CMFからほぼコメントを出していないハブマスクがどんなプロレスを見せるのか。注目である。
第9試合
サイレンス佐山、郷原剛、Marco R組 vs 花見川幸一、ザ・グレート千葉、鴨川亮二組
花見川の拳でPVBの選手が一人、また一人と倒れていく。その状況についにチャンピオン佐山を含めたPVB本隊が動き出した。THE BOW SAW若頭花見川幸一の拳が動かした。と、言うべきか。さらにBOW SAWには松原俊和をK.O.した鴨川亮二もいる。この試合はどんな結末をむかえるのか。時間無制限の完全決着マッチ。
以上、9試合が発表された。2年目の最初の月であり、各選手、ユニットの新たな局面の入り口になりそうである。果たして、ここからどんなストーリーが刻まれるのか。