その独特のファイトスタイルと言動で、FFFのリング内外で物議を醸し出しているエルヴィス・ラモス。
チームPVBを抜け、新チーム「Bautismo」の立ち上げを発表し、FTCヘビー級タッグトーナメントの出場も決めた彼にインタビューを試みた。彼の真意はどこにあるのだろうか?
ー今日はよろしくお願いします。
ラモス:HAHAHA! ああ、よろしくな! 俺様の言葉が伝わるかはわからないがな!
ーまず、チームPVBから脱退、チーム「Bautismo」の立ち上げを発表されました。それはなぜでしょうか?
ラモス:うん、少し真面目に答えてあげようかな。チームPVBの母体がドイツのプロレス団体PVBだということは知っているな?
俺様たち、エルウィンちゃん、ユンターちゃんらはそこではmohkoちゃんたちの相手役だったのさ。ヒール、ルード、ヴィラン。呼び方はなんでもいいが、敵役だったわけだ。それ自体は大した事ではないが、FFFに参戦したから、いきなり仲良しこよし、ってのは違うと思ってな。
まあ、エルウィンちゃんも俺様もPVB本体と組んだ事はほぼないけどな! HAHAHA! ま、一緒にされたくなかった、って事だ!
実はクーちゃん、ローテ・クーだな。彼もこっち側だったんだが、今回は袖にされちまった。それもいいのさ。何が自分のとって、観客にとって楽しいのか、それが大事だからな!
ー「Bautismo」とはどのようなチームになりますか?
ラモス:「Bautismo」、バウティスモとはスペイン語で「洗礼」の意味だ。プロレスを通して、相手にも観客にも「洗礼」を与える。それが「Bautismo」だ!
俺様達とやりやった相手は、大抵びっくりしてやがるからな。俺様達のプロレスを知る前と知った後では、物事の見え方が違って見えるだろうさ。それが「洗礼」さ。新しい自分になってもらうぜ!
ープロレスによって洗礼を与える、と。ラモス教に入信するような感じでしょうか?
ラモス:HAHAHA! 俺様は神様でも神の御使いでもないさ。だが、ファンが増えるのは嬉しいな!
ー一人、マルヴィン・リッケルト選手は他のメンバーとは違うように思えますが、どのような経緯で「Bautismo」に参加されたのでしょうか?
ラモス:マルヴィンちゃんか。最初の彼とのタッグが、俺様がチームPVB本体と組んだ唯一の試合かな。彼は真面目過ぎて面白くないから、ちょっと教育させてもらったのさ。最近はだいぶ自分を出せてきていると思うぜ! ま、入信云々と言うのなら、彼が最初の信者かな。
ーチーム結成後、いきなりFTCヘビー級タッグトーナメントに出場となりました。しかも、相手はチームPVBの郷原、Marco組です。
ラモス:俺様は優勝を狙うなんて、優等生な事は言わないぜ! ゴーハラちゃん、マルコちゃんだろうが、誰だろうが、「Bautismo」のプロレスをするだけだ!
楽しければ、それでいいのさ。勝ち負けなんで瑣末な事にこだわっていたら、人生楽しめないぜ! 強いて言うなら、終わった後にファンが増えていたら、俺様たちの勝ちだな!
ー最後に、今後の「Bautismo」についてお話いただけますか?
ラモス:チームと言っても、そんなに仲は良くないからな。エルウィンちゃんにしろ、ユンターちゃんにしろ、自分のプロレスで楽しんで、楽しませるだけだろうさ!
ああ、それと「Bautismo」に共感してくれる選手やチームは名乗り出てくれ。真面目なプロレスだけじゃ、面白くないという奴らだ。個人的には妖怪軍団なんか気が合いそうだがな。こないだやりあった雑草でもいいぜ?
ー今日はありがとうございました。
ラモス:おう。じゃあな! HAHAHA!