第四試合「"正規軍vs c.d.s." ジュニアスペシャル6人タッグマッチ」30分1本勝負
獣神ダンディー・桑江リョウ&TAKETO・MAN&天地勇河 vs ナル・マスカラス&ミスター・スバ&暗黒機神ダークガイン
試合後の出来事
勝利をおさめた正規軍が勝利をアピール後リングを降りた瞬間、スーツ姿のマスクマンがマイクを握った。今回負傷欠場のザ・ボルトだった。
ザ・ボルト
「待て、コラ!こんなおこぼれみたいな勝ち方で納得しているのか天地!?エースの名前が泣くな!おい!9月の大会!オレと勝負しろ!エースなんだろ!?逃げるなよ!」
そうコメントするとマイクを叩きつけ、ナル、スバ、ダークガインと共に4人でc.d.s.ポーズを決めてリングをあとにした。
試合後コメント
獣神ダンディー・桑江リョウ
よし、これで良いフィーリングでベルトに挑戦できるな。うん。
え?ナルがなんか言ってたって? まあね、それも一理ある。というか図星なんだよね。だから有りがたかった。
結局今年になってベルトのチャンスが来たのは良かったんだけど、コロナでそれどころじゃなくなって、団体の存続のことばっかり考えてしまって。3月の興行、そして6月の再開と無事に大会をすることと団体の経営のことばっかり頭に浮かんでたんだよね。それって試合をすることに対して良くないことっていうのは、悲しい事件もあったしわかってるつもりだったんだけど、気付くとそうだったんだよ。
だからさ、改めてそれに気づかせてもらったわけだけど、何とか安定した大会を続けられる目途も立った今、代表という立場を忘れて一人のレスラーとして、晴れ舞台であるベルトへの挑戦に集中したいと思うよ。
四人の候補者の中でどうやってベルトを決めるかはまだ検討中だけど、どちらにしても”獣神ダンディー・桑江リョウ”としての集大成をしっかりと見せるだけ。それがコロナ禍でも応援してくれたファン達への最大の恩返しだと思うしね。
TAKETO・MAN
なんだよー、せっかくマスク着けてきたのにあれだけ噛みつかれるなんて。破れたらどうするんだよ?ほんといやだわ~。ダークガインね、覚えとく。
ナル?なんか空回りしてたんじゃない? ほら、昔からそういうとこあるじゃない。あいつは普段どおりが一番いいと思うよ。まあそれでも勝ったのはオレ達だったかもだけどね~。
天地勇河
ボルト?OK、やろうじゃないか。オレは誰からの挑戦も受けるよ。シングルのベルトも狙っていきたいし、その第一歩としては申し分ないさ。そしてしっかり勝ってみせるよ。
ボルトはおこぼれのような勝ちっていうけどさ、6人タッグっていうのはしっかりと流れを見極めて試合を終わらせるのが必要なんだよ。ナルに対しての低空ミサイルキックからの足四の字固めは作戦通り。クレバーに戦わないとね。
まあ、シングルの対決ならそんなことはどうでもいいのかな。どっちが強いか、それだけだよね。対戦が楽しみだよ。
ナル・マスカラス
おい!オレはギブアップしてないぞ!勝手に止めやがって!再試合だ!
TAKETO・MANだけで言えばほぼ見切っていたし、負けてねぇぞ!!
それと桑江がバトルロイヤルに勝ったとか、天地に勝ったとか言っていたらしいな。それはそうかもしれないが、そのあと桑江は何か動いたのか?プロレスは結果だけじゃないんだ。そのあとどうコメントしたか、どう動いたか、もプロレスだ。まぁ、今回はオレが負けたらしいからな。引き下がるとするが、ダークガインが言っている通りFTCジュニアベルトを争う妖怪軍団に勝ったのはオレたちc.d.s.ということを忘れるなよ!?オレたちc.d.s.が最強だ!
最後に一つ。桑江、勝てよ。
ミスター・スバ
正規軍、調子に乗ってもらっては困る。オレ達はジュニアで最高なんだよ。シングルベルトもタッグベルトも、オレ達が全部奪ってやる。ボルトが天地なら、オレはTAKETOかフミヤか?? その辺はナルと決めるよ。あと、最近キジムナーが「ジュニアNo.1のパワー」なんて言われて調子に乗ってるらしいけど、オレはそれを認めてないからな。オレのパワーがNo.1だ!それを忘れるな!
暗黒機神ダークガイン
何だよ!?TAKETO・MANのヤツ、どんなマスクの素材使ってんだ?
破ってやろうと噛み付いたけど、おかげでペースが狂っちまったぜ。
あぁ?勝敗?
いいか!俺達c.d.f...じゃなかったc.d.s.は...うるさい!CMFって言い過ぎて間違えちまったじゃねぇか...
いいか!こっちはすでに妖怪連中に完勝してんだよ、忘れんな!
これからもナルを筆頭にベルトに絡んでやるからな!見ておけ!!