第十一試合(メインイベント)「FTCジュニアヘビー級タイトルマッチ」時間無制限1本勝負
パーントゥHG vs キジムナー・フリムン
試合後の出来事
ベルトを高らかに掲げたキジムナーと、それを讃えるパーントゥとマジムン。キジムナーがマイクを持って勝利宣言。
「はっはっは。見たかトリプレファのクソ共! オレ達”琉球妖怪軍団”がジュニアでは最高のチームなんだ、前回の決勝も今回のタイトルマッチも、オレ達で独占だぜ? なあ、ドゥシ(同士)よ・・・ んっ??」
ここで、リング上の三人に一人の巨人が襲い掛かる。パイプ椅子で三人を蹴散らしてマイクを手に持ったのは、またもやサトシ=ジェット・バーンスタインであった。
「Hey Hey、ヨーカイども。調子に乗るのはCoolじゃないねえ。誰か忘れてないカイ? そう、Youたちが好き勝手にいじめてたコイツだよ!」
サトシに促されてリングに上がったのは、なんと素顔のハブ・マスク(ハブ・ロビンソン)だった!!
「Ha Ha Ha。ワタシは生まれ変わった! ハブ・ロッカーだ! キジムナー! オレをバカにしてたよな? そんなにバカにしてたんだから、オレ相手に簡単に勝てるだろ? だったらオレとタイトルマッチをしろ! 逃げるなよ! 逃げたら負け犬だぜ?」
それを聞いたキジムナーは激怒しリング上へ。すると先ほど試合を終えたトミー、トシ、スモウの三人もリングへ。それを見たBautismoの面々もリングに上がり、大乱闘に発展!! 会場に鳴り響くゴングの音が虚しく続くのだった・・・。
(その後、好き勝手をしたロッカーズが逃げるように引き揚げ、怒りの収まらない妖怪軍団はパイプ椅子をリングのコーナーにぶつけて怒りを発散させたのだった)
試合後コメント
パーントゥHG
ちょっと!ちょっとちょっと!何なのよ~、この茶番。
ハブちゃん?ふざけないで! とっておきだったアタシとキジムナーとのLove Love Showをバカにしたこと、絶対許さないんだから!
オシオキはキジムナーにしてもらいますけど、アタシもセコンドで仕返しさせてもらいますっ!
キジムナー・フリムン
おい、てめー!ハブ! なめてんじゃねーぞ。せっかくのパーティーが台無しじゃないか! オレが負け犬だって? ふざけんなよ。てめーだろ、それは。
まあいい、弱い犬程よく吠えるからな。オレ様が二代目チャンピオンになったのは揺るがないんだ。しっかりとお前を倒して、初防衛してやるよ!
サトシ・ジェット・バーンスタイン
みなさ~ん、ショーは楽しんでくれたかい?(笑)
正規軍にも勝ち、そして妖怪軍団からはベルトをいただくとするよ。もちろんサヤマからもね。
Bautismo?よくわからん連中だが、我々デスロッカーズの強さをアピールするための当て馬にはちょうど良い。ハブがベルトを獲り、トミーかトシがベルトを獲り、次はタッグに挑戦かい? ベルト独占、悪くないだろう!
タカシ・コンドー
(控え室でタイトルマッチを見ていたコンドー。ハブ・ロッカーの乱入を目の当たりにして)
...お前の出した答えがコレか!?ハブ!
仮にも妖怪軍団の一員としてやってきて、コレがやりたかったのか!?
ベルトをかけて素顔をさらしたあの決意はどこにいったんだ!?
何より、今日全てを出し尽くしキジムナー達の場を荒らしたのが許せないっ!
ハブ!そしてデス・ロッカーズ!The Bow-Sawが壊滅させてやるからな!!
エルヴィス・ラモス
おいおいおい。
なんだか穏やかじゃないねー。デス・ロッカーズ、ちょいとばかり無粋じゃないか? 盟友の妖怪軍団の晴れ舞台に水を差されたとあっちゃあ、黙っていられねえな。
マジムンちゃん、どうかな? 妖怪軍団にいないヘビーの相手はBautismoに任せてもらえないかね? The Bow-Saw、というか花見川ちゃんとの抗争もあるけど、ま、なんとかなるだろうよ。
せめて、楽しい方に持っていこうぜ、デス・ロッカーズちゃんよ!
HAHAHA!