トミーと佐山が共闘! 新ユニット”Kings Soul”を結成へ
前回大会でトミーの試合後に共闘を申し出ていた佐山。
悩んだ末にトミーはその申し出を快諾し、新ユニットを結成することになった。
また、今回その二人に追随したのがヤングシーサーの二人、皇と前川だった。
以下、四人のコメントをお伝えする。
サイレンス 佐山
えー。前回大会で、自分を抑えられずにトミーにタッグの直談判をしてしまったわけだが、今回、色良い返事をもらえた。俺のわがままに付き合ってもらう形で申し訳ない気持ちもあるけど、正直、このタッグには夢があると思っている。FFF旗揚げ当初の熱さ、勢いをまた見せられるんじゃないかな。
旗揚げ当時はトミーは倒すべき敵、越えるべき壁であったけど、今は肩を並べてみたい相手に変わったんだ。バトルロイヤルでラモスと二人残った時、「ここで勝ったらトミーとタッグか。…楽しみだな」って考えてしまったんだ。まあ、結果は知っての通りだ。試合が終わった後のことを考えている奴の隙を見逃す相手じゃなかったな。試合には負けたけど、一度湧き上がった思いは消せなくて、直談判してしまったわけだ。
もちろん、狙うのはベルトだ。Vさん、キアッピーニの王者は磐石とも言えるが、その牙城を崩せる可能性はあると思っている。俺は、この先が楽しみだ。
…もう一つ、別の発表もしなくてはならない。
俺は、チームPVBを脱退する。Mohkoとは大会の後に話したけど、やはりチームに属したままトミーと組むのはフェアじゃない、という事でチームを離脱する。越境タッグも考えたけど、トミーにはタローに戻れって言っちゃってるからな。それはデスロッカーズを離れろと言っているのに等しい。だったら、自分だけチームに留まるのは違うよな。喧嘩別れとは違う、と言いたいけど、Mohkoはともかく郷原あたりは納得しないだろうし、怒っても当然なのでそれは受け止めるつもりだ。
トミーとは新しいユニットを組むわけだけど、チームPVBから一人、俺についてきてくる奴がいたんだ。この後コメントしてもらうけど、それも郷原には恨まれるかな? 苦笑。あと、別でもう一人かな?
新しいユニット名は、トミーから発表してもらおうかな。
と言うことで、FFFの4年目は俺たちを中心に回させてもらう! 楽しみにしとけよ!
皇 克馬
佐山さんとトミーさんの新しいユニットに参加させていただきます。皇です。
前回大会のバトルロイヤルでもそうですが、自分も前川くんも良いところまではいくのですが、結果を残せていません。このままで良いのか、という思いが自分の中にある中で、佐山さんからトミーさんへのタッグ要請を見てすぐに佐山さんに声をかけました。
それは、「チームPVBはどうするんですか?」という問いかけでしたが、佐山さんからは「悪い、抜けるかも」という返事でした。チームを抜ける覚悟を持ってタッグの要請をしたのだと思い、すぐに「自分もついていきます!」と一緒に行く事をお願いしたんです。
環境を変えれば自分も変われる、などとは言いませんが、自分は動き出すきっかけが欲しかったんです。前川くんはどうかわかりませんが…。
今までチームPVBには、Mohkoさんには、大変お世話になりましたが、自分のレスラー人生に悔いを残したくないので別々の道を歩くことを選びました。これから、別々のコーナーでリングに上がる事もあるでしょうが、思い切りぶつかる事が恩返しだと思って、信じる道を突き進みます!
トミーさん、佐山さんのタッグはドリームタッグと言って差し支えないと思いますが、自分と前川くんも二人に負けないような、いや、二人を超えるようなレスラーになります! そのためのユニット結成だと自分は思っています!
トミー・タロー
久々にメイク無しで人前に出ると、少し照れるな(笑)
さて、佐山からのコメントにあった通りだ。
オレ、トミーは、いやトミー・タローは、デス・ロッカーズを抜けて佐山と共に戦うことを選んだ。
もちろんサトシには謝ったさ。一発殴られたしな。でも、一度見てしまった景色の先を、その続きを見たくなった。それを止められなかったんだ。
何度目かの挫折を受けてアメリカで腐っていたオレをここまで復活させてくれたのは、間違いなくサトシだ。それは今でも感謝している。その気持ちは、以前にトシとサトシの試合を見届けさせてもらった時から変わらない。
それでも、だ。完全なオレのわがままさ。
そんなオレにも着いてきてくれるやつがいるんだ。カナタさ。
前回のバトルロイヤルで何かを感じ取ってくれたみたいだ。
さて、だ。せっかく佐山との夢を実現させるんだから、生半可なユニットじゃダメだよな。
だからユニット名にも、オレ達の魂がこもった名前にしないと。
オレ達のプロレスの原点である”王者の魂”、そう、”Kings Soul”だ。
キングズソウル、オレ達4人でFFFのヘビーに大きな大きな嵐を起こしてみせるよ。
前川 カナタ
このユニットに参加することになって、ワクワクが止まらないっすね。ほんと興奮してます。
しかも皇と一緒っていうのもね、気合入るし負けられないっすよ。
ここに参加する覚悟をしたからには、絶対に上の二人に追いつかないといけないってことなんです。
今はもちろん大きな大きな差があるのは当然ですが、その差を如何に早く埋めるか、近づけるかです。
二人の背中を見て、盗めるところをどんどん盗んで、ヤングシーサーを卒業して一人のレスラーとして、やっていきますよ、僕は。
そしていつか、トミーさんと正々堂々と戦って、そして勝ち切ったキアッピーニと、オレと皇でシングルのベルトを争ってみせます。