CMF決勝戦後、FFFのマスクマン優遇に意義を唱えた杉本太一。自身もマスクマンで活躍していた彼が語るその思いとは?
杉本太一
んー、別に真意も何もないけどな。ああ、マスクマン連中に対する悪感情みたいなのは無いよ。実際、俺もやってみてさ、大変だもん。マスク被って試合すんの。それをキャラクターを守って、リング外でもマスクマンとしてファンに対応したりしてさ。まあ、その辺はむしろリスペクトだね。CMFだって華やかだし、祭りとしては大アリだよ。俺も出たくてマスク被ったわけだからね(笑)。
ただ、マスクマン連中はもちろん頑張っているけど、じゃあ、顔出している奴らが頑張っていないかと言ったら、そうじゃないじゃん? ミュラーもそうだし、TAKERUとかTAKETO、フミヤ、YOSHITAKE、シノビ、キタオグとか長くやっているやつもいるわけじゃない。若手も活きがいいのもいるしさ。
だからさ、CMFを否定もつぶすつもりもないけど、素顔レスラーにももう少しスポットライトが当たる場が欲しいって話。そのためには実力を見せてやろうじゃねえか、という事だね。
一応、俺とミュラー以外で二人、賛同者が出てきてくれたね。なんで、6人タッグでも8人タッグでもこっちしてはOKだよ、社長さん。マッチメイクは任せるけど、流れ的に社長はマスク被るのかね? それも、一つお客さんは楽しみにしていればいいじゃないかな。
じゃあまあ、そう言う事で。