第七試合「CONTRA-1<6人タッグマッチ>」30分一本勝負
獣神マスク・ド・桑江リョウ&アルベルト 宮城&2代目チーバガイン vs 杉本 太一&ユリアン・ミュラー&高橋コージ
試合後の出来事
チーバガインが敗れ、リング上で勝ち名乗りをあげる杉本の元へ、二人のレスラーが駆け寄った。その二人は、81ersのキタオグこと北 拳太郎と小倉 大鬼。杉本とにこやかに握手を交わし後にマスクを手に持ち、それを驚いた顔で見ていた桑江へと言葉をぶつけ、杉本たちと共に堂々と引き上げて行ったのだった。
北 拳太郎
おい、桑江社長! いや、桑江! よくもだましていやがったな!
同い年だとか、オレも81ersだとか、何だかんだオレ達に言いやがって。その裏では「どうせおまえらは素顔だけどな」なんて思って笑ってたんだろ? ふざけやがって。
マスクマンを優遇する? じゃあオレ達素顔のレスラーはどうなっていいってことか? そんなお前の方針にはオレもオグもついていけない。だからオレ達は杉本たちと一緒に、お前らマスクマンと戦ってやるよ。覚悟してろよ!
試合後コメント
獣神マスク・ド・桑江リョウ
おいおい、せっかくおニューのマスクで戦ったと思ったら、何だよこのカオスは・・・。
いや、ここはちゃんと謝るよ。「マスクマン優遇」は失言だった。言いたかったのはあくまでも「マスクマンの祭典というイベントはFFFとして絶対にやりたいイベントだ」ということなんだ。オレも大好きだし、FFFという団体名を決めた時からルチャの精神を表してるしね。
だからこそFFF最大のイベントしてCMFを続けていたわけなんだけど、それがここまで大きな波紋を広げるとはね・・・。
キタオグとの確執も暫くは解消できなそうだし、もうここまで来たらオレも1マスクマンとして腹をくくって戦っていくよ。
アルベルト 宮城
うまくかみ合わない中で、チーバガインさんをサポートできず無念です。とはいえマスクマンとしての誇りを持った戦いはこれから。相手が増えようが、私は戦っていくつもりですよ。
2代目チーバガイン
すまん、みんな!!場外戦の中で1人奮闘するつもりだったが身体がもたなかった…。社長がせっかくマスクを新調して参戦したし、杉本軍に勝って意地を見せたかったんだが…。とはいえこのままじゃ終われないよ。杉本の意志に同調する者がこんな形で出てくるんだ、マスクマンとしてもう負けるわけにはいかない!必ずリベンジしてみせるっ!!
(悔しさを滲ませながらもきっちりポーズを決める二代目チーバガインだった。)
杉本 太一
見たか、お前ら! まずは俺たちの勝ちだ! キタオグという実力者もこっちに賛同してくれた。当然、これで終わらないだろ? シャチョーさんよ。あ、これでしばらくマスクを脱げなくなったね。いいじゃん、来年のCMF出れるよ。さてさて、このうねり、もっとデカくしていくぞ。ミュラーたちがな!
ユリアン・ミュラー
ちょっと今までとは違う緊張感がありましたね。まずは1勝というところでしょうか。杉本さんがいると、何か安心しますね。言動は適当なのに。キタオグさん以外にも、賛同者が増えてくれるといいですね。どんどんマスクマンを追い詰めていきますよ!
高橋コージ
飄々としながらも、きっちり決めた杉本は見事だったっしょ!素顔の方が強いってことでいいんじゃないか?社長はマスクマンばかり優遇している場合じゃないしょ!