第九試合(セミファイナル)「CMF7裏トーナメント決勝」時間無制限一本勝負
ピーナッツマスク vs チャクラ・ロッカー
試合後のできごと

無情の3カウントが響く会場。歓声と怒号の中リング中央で項垂れるピーナッツマスクに、今回の介錯人であるチバンダーのマスクを被ったTONEGAWAが近づく。その眼差しには複雑な感情が感じられたが、自身の仕事を粛々と行うつもりだ。そして、少しの間を置いて一気にピーナッツマスクののマスクをとるのだった。
ピーナッツマスクから現れた素顔は我々の知っている顔だった…。そう何処かのリングで見た男だ…。確かにNRNのリングで、彼を見たことがあった…。テッペイだ。彼のリングネームはテッペイ。かつてアガシ、タクミとも戦った男がまさかのピーナッツマスクの正体だった。
試合後コメント
ピーナッツマスク
くそが!まさかピーナッツマスクでいられるのが今日限りになるなんて思わなかったぜ!俺の中のモヤモヤは消化しきれてねぇが、素顔がバレちまったんで、これからは俺はテッペイとしてリングに上がる。もちろん市川血盟軍に在籍だ。近々、今日の鬱憤を晴らしにリングに戻ってくるからな!覚悟しとけ!
チャクラ・ロッカー
人間とは追い詰められたときに悟りを開けるというものだ。私も今回の戦いで色々と感じたものがあったよ。それはまた機が熟した時に私の心に入ってくることだろう。
ピーナッツマスクよ、永遠なれ。
超神機チバンダー(レフェリー)
こればかりはな…勝敗を決するってことに少し震えたよ。久しぶりにこのマスクでどう立ち振る舞うかも考えたが、結局必死でレフェリングしたから余裕もなくってところさ。こちらの裁きは問題なかったかな!?結果的にピーナッツ・マスクが敗れたとはいえ、どちらも裏決勝というこの場で戦ったんだ。とにかくあっぱれさ。
…さ、このマスクともいよいよお別れの時だ。もう被ることは…ないだろうな(笑)ま、ちびっ子が呼んだら、そしてもうその時は私じゃない誰かが…なんてな。