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月刊ストロング-2024.10.14

月刊ストロング10月号②

ボルト、YOSHITAKEの裏切り

奄美の地で遂に明らかになったデスロッカーズの新メンバーの4人。その4人の中に、まさかのメンバーがいた。元c.d.s.のボルト、元THE BOW-SAWのYOSHITAKEである。完全にサトシに傾倒した2人は、敵意を全面に出して198Eに牙を剥く。この新たな因縁についてナル、コンドーの両名へのインタビューに本誌は成功した。

ナル・マスカラス

ボルト、YOSHITAKE、かつて一緒に戦った身内と対峙するのは気持ちの良いものでは無いな。しかし、c.d.s.の理念として一番大事なのは「個」だ。彼らがどう動くかは彼らの意志を尊重する。が、問題はサトシだよ。彼らとどんな繋がりを作ったのかはわからないが、サトシが我々の前で言ったようにオレたちのプロレスが「オママゴト」だとボルトもYOSHITAKEも言うのであれば、オレたちのプロレスでぶっ潰すまでだ。その上でサトシと「198E」の思想を並べるしかないと思っているよ。
それともう一つ。ボルトはデスロッカーズへ。スバは桑江軍へ。オレはあのバトルロイヤルの末にc.d.s.を離れた。松原は怪我の治療中でチャーリーも「侍」へ気持ちが行っているようだし、マルヴィンも自分の道を模索しているようなコメントを確認した。それぞれがそういう流れになったこのタイミングでc.d.s.を封印することにする。あえて終わりにはしない。いつかc.d.s.が必要な時が来るまで封印だ。

タカシ・コンドー

うん、YOSHITAKEの脱退はもっともだと思うんだよ。ヤツのコメントを見たけど、前向きに捉えてくれてるしBOW-SAWにいた日々を決してマイナスには考えてないあたり、自分としては申し訳ないくらいさ。だけどそれがロッカーズ入りって結論でいいのか!?サトシに付いて行くってことで本当にいいのか!?この答えは198Eとして新生ロッカーズとマッチアップしないと分からないよね。
あの日モニターで見てたけど、ボルトにしたって他の二人にしたって自分達の意思でサトシと一緒にやろうってのかはいまだに疑問視してる。何せ水のこともあったし、最近は「再生工場」みたいなことを吹聴してるよね!?俺とナルが身体張ってサトシに挑んだ時の記憶が急によみがえってきたよ。たとえ今は血盟軍の所属であっても、デスロッカーズのやり方とはどうやっても相容れない。決着を着けてみせるよっ!!

新生血盟軍の衣装の衝撃

新たな小嶋、コンドー体制となった市川血盟軍。話題をさらったのは、チームを勝利に導いたハイレベルな連携ではなく、メンバーのコスチュームだった。まず、迷彩柄と安易に手を貸さない連携というキン肉マンソルジャーの影響丸出しのコンドー。足がフサフサしてオシャレなのか何ともいえないアガシ。そして蛍光色の青に鉢巻きというスタイルで現れたタクミ。特にタクミは蒼い重低音というニックネームを彷彿とさせるコスチュームだったが、入場した時には会場から悲鳴が上がったほどの衝撃だった。そして、試合は3人とも文句なしに強い。ツープラトンからのカッターからアガシの流れるようなボディアタックは芸術的だとすらいえる代物だった。妖怪軍団を圧倒したコンドー軍団。今後の彼らの動きにも注目したい。

クロスボンバー炸裂

田山、郷原のラリアッターズが、南騎、津波のチャンピオンチームを破り、ベルトを奪取した。その試合で特筆すべきは試合中盤で放った田山と郷原ラリアットで相手を挟むクロスボンバーだ。頭を掴んでから技に入るオリジナルバージョンのクロスボンバーの威力は、凄まじく津波にかなりのダメージを与えていた。またフィニッシュとなった流れは、田山の鉄腕ラリアットから郷原剛腕ラリアットで3カウントをとるという必勝ムーブが上手く機能しており、連携が成長してきていることを伺わせる。彼らの防衛戦が如何なる展開を迎えるのか気になるところである。

クロスボンバーに入るラリアッターズ