所属レスラー
FFF(トリプレファ)では、無所属を除くと以下15ユニットに分かれて抗争を繰り広げている。
「レッスル・クルセイダーズ」(正規軍)
「レキオ・ヒーローズ」「琉球妖怪軍団」「RyCom-Club」
「colpo di stato」「THE BOW-SAW」「雑草レジスタント」
「チームPVB」「Bautismo」「Death Rockers」「Kings Soul」
「破浪我輪」「America Tour」「市川血盟軍」「ドラム道場」
レッスル・クルセイダーズ
FFF(トリプレファ)旗揚げと同時に、団体代表である桑江が立ち上げたユニット。所謂”正規軍”扱いとなる。
「レッスル・クルセイダーズ」とは”レッスル=戦う、立ち向かう”と”クルセイダーズ=十字軍”を組み合わせた造語で、桑江が好きなバンド”フォーク・クルセイダーズ”と”ビートクルセイダーズ”から影響を受けている。略称の「レックル」もその二つのバンドの略称”フォークル”、”ビークル”を模したもの。
FFF正規軍として正統派なファイトを繰り広げるレスラーが多く所属しているが、大所帯になることもあって、既に「雑草レジスタント」や「チームPVB」のようにユニットを脱退して新ユニットに分かれるケースも出ている。
とはいえ代表の桑江、ジュニアとヘビーの看板選手である天地やヘリオス、そして若手のヤングシーサー達と、所属レスラーの質量含め、名実ともにFFF本体と言える。
ジュニアヘビー級
・下地 テル
ヘビー級
レキオ・ヒーローズ
覆面レスラーが所属する「リンピオ(善玉・ベビーフェイス)」ユニット。南国プロレス時代からマスクマンとして活躍していたマスク・ド・シーサーを中心に、インディー団体で活躍してきたレスラーが「琉球(レキオ)のヒーローや神様」などをモチーフとしたマスクマンとして参加している。
基本的にはライバルであるヒールユニット「琉球妖怪軍団」とのユニット抗争が活動の中心だったが、c.d.s.と妖怪軍団との抗争が勃発。ヒーローズは活躍の場を奪われつつあり、同時にレスラーの離脱も起こった。今後どのように盛り返すかに期待したい。
ジュニアヘビー級
・マスク・ド・シーサー ※離脱中
琉球妖怪軍団(りゅうきゅうようかいぐんだん)
FFFのリングで悪行の限りを尽くさんと結成されたヒールユニット。そのボスであるマジムン・ブラックを始め、琉球の妖怪である”マジムン”をモチーフにしたマスクマンで構成される。
ユニット結成当初から”レキオ・ヒーローズ”とは敵対する関係にあり、実際にもFFF旗揚げ大会から一貫してユニット抗争を繰り広げている。
所属レスラーは単なるヒールというわけではなく、しっかりとしたレスリング経験が入団条件となっており、実際に所属レスラーはそれぞれが確固たるファイトスタイルを持っていることから、ヒールではあるもののプロレス玄人からの人気も高い。
なお各選手の入場曲はBABYMETALで統一されているが、これは元々マジムンのコスチュームがBABYMETALの衣装からインスパイアを受けたことが理由のようだ。
ここにきてレスラーの数人が別ユニットに離脱。そうした動きもあり、現在はBautismoと共闘関係にある。
ジュニアヘビー級
・ケンムン・ガンマ
RyCom-Club(ライカムクラブ)
南国プロレス時代から参戦していた外国人レスラー、アイダホとVの二人によって結成されたユニットで、外国人のみが参加する。沖縄に所縁のある新レスラーも加わり、今後が楽しみなユニットである。
”RyCom(ライカム)”とは、沖縄の米国統治時代に、沖縄県北中城村に置かれていた「琉球米軍司令部(Ryukyu Command headquarters)の通称で、今でも北中城村に地名として残っている。ユニットに米軍関係のレスラーが多いことからユニット名として名付けられたという。
ジュニアヘビー級
ヘビー級
colpo di stato【c.d.s】(コルポディスタート、シーディーエス)
colpo di stato / イタリア語で「クーデター」の意。
今まで様々な形でプロレスを続けてきたナル・マスカラスの「下克上」の精神を高い純度で具現化し、FFF旗揚げと共にFFF内で立ち上げた愚連隊的存在。c.d.sに集うレスラーはチームのためでなく、それぞれの「下克上」のために戦う。
ジュニアヘビー級
ヘビー級
・松原俊和
THE BOW-SAW(ザ・ボウソウ)
「千葉のプロレスを世界に!」をモットーに結成されたローカルプロレスチーム。
チームのエース、ザ・グレート千葉がタカシ・コンドーと出会うきっかけとなった学生プロレスサークルが母体となっている。
「房総」にかけたbow=弓、saw=ノコギリという荒々しいアイテムが名前の由来となっているが、ヒールに限らずレスラー全員が「キャラクターである」ことに重きを置いている。
千葉出身にこだわらず、「千葉に愛を持つこと」を入団資格に設けて広くレスラーを募集中。レスラーコンサルティングに定評のあるcon.room代表 近藤氏も千葉出身であり、彼らのバックアップを公言している。
第1回CMFにて代表の座を降りたタカシ・コンドーに代わり、現在は花見川幸一が現場責任者として所属選手たちのコスチュームを統括。チームカラーは花見川本人が名づけた「房総ブルー」。
その後、花見川は破浪我輪結成のために脱退。紆余曲折あって2023年YOSHITAKEの呼びかけに応える形でコンドーが復帰、現在に至る。
メインスポンサーはローカルTV局である「房総TV」である。
ジュニアヘビー級
・格闘機神チーバガイン
・邪神大帝イバラギン
ヘビー級
・鴨川亮二
破浪我輪(はなみがわ)
狂気のテロリスト集団。
2021年9月の大会後、突如としてTHE BOW-SAWを脱退した花見川幸一とDeath Rockersを同じく脱退した赤我武多亞(当時スモウロッカー)の2人が立ち上げたテロユニット。凶器、ラフファイトを用いた凄惨なファイトを得意としつつ「勝ちよりもエンターテイメント」を標榜する非常に危険な集団である。
試合そのものよりも「誰を襲うのが一番面白くできるか」をテーマに虎視眈々とFFFリングの支配を狙っている。
ヘビー級
・牙院
雑草レジスタント(ざっそうれじすたんと)
FFF旗揚げ第二戦から参戦したZONOと、旗揚げ戦のバトルロイヤルで屈辱の敗戦となったイクヤの二人が、「原点に帰る」ということを目的に結成したユニット。
彼ら二人の誇りでもある”雑草魂”を体現するユニットとして、純粋なプロレスだけではなくデスマッチといった過激なファイトも辞さない覚悟を持ったレスラーが集まる。
現在のメンバーは、ZONOやイクヤにとっての先輩や後輩など、所縁のあるレスラー達が揃う。イクヤは引退したものの、素顔になって結果を残しているヤスに、自身が提唱したエモコア王座に輝いたZONO、そして角井にヒロと曲者揃いのユニットとなっている。
ジュニアヘビー級
・角井 隆
ヘビー級
・イクヤ=タカシ ※引退
チームPVB(チーム・ペー・ファウ・ベー)
FFF第5回大会開催の直前に、サイレンス佐山がレックルを離脱して立ち上げた新ユニット。ドイツのプロレス団体であるPVBとの合体ユニットである。
PVB(Pro-Wrestling verein Borussia)はドイツ、ヴェストファーレン州を中心に活動するインディープロレス団体。
読みは「ぺーファウベー」。意味は「ボルシアのプロレス団体」。
団体の主宰はBorusse mohko。 彼はネット動画で日本のプロレスを見て、大いに感銘を受けた。
そして、このプロレスをドイツに広めたいという思いを持って、団体を立ち上げたのだ。
日本式のスタイルがベースにあるため、団体の中心はドイツ人と日本人である。
団体のイメージカラーは黄色と黒。これは彼の愛するサッカーチーム、ボルシア・ドルトムントにあやかってのものだ。彼の夢は、いつかドルトムントのホームスタジアムであるジグナル・イドゥナ・パルクで8万人の前でプロレスをする事だ。
サイレンス佐山とは、SNSを通じて知り合った。影響を受けたプロレスラーもほぼ同じで、また同じくボルシア・ドルトムントのファンという事もあり、すぐに気が合った。ファイトスタイルも似たところがあるが別人である。
今回、佐山の要請を受け、PVBをあげてFFFに参戦する事となり、新ユニット「チームPVB」として活動することになった。
その後、エルヴィス・ラモスがエルウィン、マルヴィン、ユンターを連れて離脱し、Bautismoを結成。ドイツ本国の時と同じような抗争を繰り広げるようになった。
ジュニアヘビー級
・カール・ハインツ・クラウス
ヘビー級
・郷原 剛
Bautismo(バウティスモ)
FFF第14回大会開催の直前に、エルヴィス・ラモスがチームPVBを離脱して立ち上げた新ユニット。ヘビー級王者を出すなど一世を風靡した後、メンバーの入れ替わりもあった。ただ今でも「曲者揃い」のユニットであることは変わりない。
ジュニアヘビー級
ヘビー級
・エルヴィス・ラモス
Death Rockers(デス・ロッカーズ)
FFF第15回大会にて開催される初代FTCヘビー級タッグ王座決定トーナメントに、突如として参戦した謎のユニット。
マネージャーを務めるサトシ・ジェット・バーンスタインという謎の人物が突如現れ、参戦を宣言。アメリカ出身とされる二人の戦士、デス・ロッカーズを引き連れて、堂々の日本上陸となった。その後、各ユニットから選手を吸収する形で勢力を拡大するも、メンバーの脱退も相次ぎ、最終的にはサトシもレスラーとして所属するに至り、現在はサトシとタイガの二人のみの所属となっている。
ヘビー級
America Tour(アメリカツアー)
サトシと決別したアクマ・ロッカーとオリイ・ロッカーが二人で結成した新ユニット。ロッカーズ時代には見られなかった二人のコンビネーションや、FFF初となるディーヴァ(YUI)の採用など、今後注目されるユニットである。
ヘビー級
・AKUMA
・OLLY
ディーヴァ(セコンド)
・YUI
Kings Soul(キングズソウル)
ヘビー級
・皇 克馬
市川血盟軍(いちかわけつめいぐん)
FFF5周年大会である第57回大会に突如乱入し、FFFに参戦を表明した元NRN代表である新倉ひろきを中心に結成されたチーム。メンバーは、NRN時代、そしてNRNが解散してフリーの選手として各地を転々としていた時に、新倉が出会ったレスラーで構成されている。レスラーとして日の当たる舞台にいない時に、互いのプロレス哲学やそのファイトスタイルに共感して結ばれた彼等の結束はまさに血の結束と呼ぶにふさわしく、いつしか彼等は自らを血盟軍と呼ぶようになっていった。また、新倉の第二のホームである市川市にメンバーが集まり、プロレスについて議論することが多く、そのことがきっかけとなり現在の市川血盟軍という名称になった。なお新倉がファンである「キン肉マン」に出てくるキン肉マンソルジャーの超人血盟軍のオマージュであることも触れておきたい。
彼等のプロレス哲学は「プロレスとは魂のキャッチボールである」というもので、技やパフォーマンス、レスラーとしての振る舞いに「魂」が宿っているかを重視する。
ジュニアヘビー級
ヘビー級
ドラム道場(どらむどうじょう)
※編集中
ジュニアヘビー級
・TAKETO (TAKETO・MAN)
・AKITO
・Iggy道貞
・武士蔵
無所属(フリー)
ジュニアヘビー級
ヘビー級
・フリッツ・ユンター
所属レフェリー
フジオ・サム・フジオ
トリプレファのメインレフェリー。
覆面姿ではあるが、素早い身のこなしと適度な試合への干渉で、メインイベント含めて多くの試合を捌く。安定のレフェリングにはファンからの定評があるが、唯一の欠点はダウンした時の復帰の遅さであろうか。
Ms.MIE
トリプレファ唯一の女性レフェリー。代表である桑江の妹。
全てにおいて素早く、カウントを取るのも容赦なく早ければ、タッグ戦でカットに入ったレスラーのチェックも早い。そのためタッグ戦では自陣近くで試合を展開しないとカットが間に合わないことに。
とはいえ多人数でのタッグ戦やバトルロイヤルなどでその的確なレフェリングが光る。
Mr.BEN
トリプレファの名物レフェリー。代表である桑江の父。
歳が歳なだけにあらゆる面でスローであり、カウントを取るのもゆっくり。そのためレフェリーの立ち位置から遠い場所でフォールを決めても、その場所への移動にもカウントにも時間を取られるのでなかなか3カウントを奪えない。そのことで思わぬ逆転劇を生んでしまったりと、レフェリングには賛否両論があるようだが、それも踏まえて前座試合やデスマッチを中心に、名物レフェリーとして存在感を発揮している。
イクヤ・タカシ
レスラー引退後、”麦仙人”として若手レスラー達の指導を行う傍ら、コロナ禍に入り高齢者であるBENがデスマッチのレフェリングは難しくなったため、代わりにデスマッチ専任のレフェリーとしてデビューすることに。
その後、自身が育てたヤングシーサーたちを見守る意味も含め、ヤングシーサーたちのリーグ戦やタッグ戦などを中心に通常の試合も担当することになり、現在に至る。
つい先日までタフな試合をこなしていたこともあり、ダウン時の復帰は早いため、デスマッチのレフェリングには定評がある。
タカシ・コンドー
2020年開催の第2回Cyatan Mask-Man Festival 最下位決定戦限定レフェリー。
前年開催のC.M.F.最下位になりマスクを脱いだコンドーが当時のマスク姿で限定復活、最下位決定戦のマスク・ド・シーサー VS 邪神大帝イバラギン戦を公正なジャッジでレフェリング、最下位になったイバラギンの介錯人を務めた。
邪神大帝イバラギン
2021年開催の第3回Cyatan Mask-Man Festival 最下位決定戦限定レフェリー。
前年開催のC.M.F.最下位になり消滅したはずのイバラギンが限定復活、最下位決定戦のマスク・ド・シーサー VS ミルク三世戦を公正なジャッジでレフェリング、最下位になったミルク三世の介錯人を務めた。
ミルク三世
2022年開催の第4回Cyatan Mask-Man Festival 最下位決定戦限定レフェリー。
前年開催のC.M.F.最下位になり消滅したはずのミルク三世が限定復活、最下位決定戦の格闘機神チーバガイン VS キジムナー・フリムン戦を公正なジャッジでレフェリング、最下位になった格闘機神チーバガインの介錯人を務めた。
桑江社長
大切な節目の試合に怪我をする不運が重なったFFF社長である獣神ダンディ・桑江リョウが、レフェリーを務める時の姿。
つまりは自身が怪我で試合出場できず、レフェリーをしなければならなくなった時に登場する。主催者としての立場もあり、試合の盛り上がりを最も重視するため、反則カウントや乱入チェックなどは緩く、セコンドとの会話も長い。
そのレフェリングが吉と出るか凶と出るかは、選手次第である。