月刊ストロング7月号②
猛虎復活!
強いMohkoが帰ってきた。惜しくもUDC03に出場出来なかった選手の中で、次点に位置していた選手が牙院とBorusse Mohkoだ。その二人が次のFTCヘビー級王座を狙い戦うことになるのは至極自然な流れだといえるだろう。"破浪我輪"解散後も独自のファイトスタイルを貫き存在感をみせる牙院。相変わらず技のキレはFFFの中でもトップクラスである。そんな牙院に対して王道プロレスで真っ向からぶつかり、最後は必殺の"黄色い壁"で完璧な勝利を演出したMohkoの姿はプロレス大賞を受賞した最盛期の存在感を感じさせるものであった。会場では"黄色い壁"が極まった瞬間、時が止まったように静まり、そこから一気に爆発したかのような歓声が沸き起こった。まさに最強の猛虎が復活した瞬間であった。遂に最強の猛獣が小嶋のベルトを奪いに動き出す。今後の動きに注目したい。
ゴーヤマンいまひとつ
FFF88に急遽参戦したリアル・ヒーローズ3人目の男ゴーヤマン。ピーナッツ・マスクやチャーリーズ=エンジェルマンがぽっちゃり体型なのに対して、ゴーヤマンはひょろっと細長い痩せた体型が印象的な選手だった。随所に打点の高いチョップと13文キックをみせるものの、会場から寄せられた感想は「何だか気持ち悪い」「タクミの気持ち悪さに通じるものがある」と辛辣なものが多く、しかもピーナッツ・マスクがフォールを取られ試合にも負けてしまった。FFF88ではレキオ・ヒーローズに完全にやられた格好のリアル・ヒーローズ。果たしてCMFで巻き返しが図れるのであろうか?リアル・ヒーローズ、レキオ・ヒーローズ、妖怪軍団の三つ巴の因縁も気になるところである。
元王者の苦悩
かつてジュニアタッグ戦線において不動の王者としての確固たる地位を築いた男がいた。…そうTAKETOである。TAKERUとのTTコンビはその華麗なコンビネーションと切れ味のある多彩な技の数々により多くの挑戦者達をマットに沈め輝かしい戦績を収めてきた。その栄光を手にした男の歯車が、ここ最近くるい始めている。そのことが完全に顕在化したのはFFF87のバトルロイヤルでのことだった。開始早々に誰にも気づかれることなくひっそりとギブアップ。会場の驚きの中足早にリングを去っていく姿に多くのドラム道場ファンが失望した。そしてFFF88。武士蔵とのタッグで起死回生を図る。相手は強豪アルベルト宮城とシノビ・ハワード。勝負は互角だった。激しい技と技がぶつかり合う素晴らしいプロレスがリング上で展開され、どちらのチームが勝ってもおかしくなかった。しかし、奮闘虚しく、運勢の壁がTAKETOに立ちはだかることとなる。調子は悪くなかった…復活まであと少しだった。しかしあと一歩…何かが足りない…。そこへこの男が吠えた。
テッペイ
おいっ!TAKETO!テメぇはこのままでいいと思ってんのか!かつてジュニアのチャンピオンだったんだろうがよ!まだ気合いが入り切ってないならオレが闘魂ってヤツを注入してやるよ!電流爆破だ!オレと電流爆破マッチで勝負しやがれ!テメぇの目を覚まさせてやるよ!そしてオレも覚醒する!やっぱ男ならよ!ベルト巻きにいかなくちゃダメだ!いいか!返事しなかったら受けたものとみなすからな!覚悟しやがれ!
突如牙を剥くテッペイ。果たしてTAKETOはテッペイとの試合を受けるのか?そして、復活を遂げることができるのであろうか?