第二試合「ヒーロー対妖怪軍団、戦いの序章」30分1本勝負
マスク・ド・シーサー&ミルク三世 vs マジムン・ブラック&ハブマスク
試合前後のできごと
レキオ・ヒーローズ、琉球妖怪軍団のどちらもセコンドとしてレスラーが一人、一緒に入場。琉球妖怪軍団はパーントゥHGであったが、レキオ・ヒーローズは新たなマスクマンが登場となった。
そのマスクマンの正体は、「チョンダラーSYOMA」。ヒーロー軍団の戦いぶりをリングサイドから静かに見守り、そして勝利を満足げに見届けて、シーサー達とリングを後にした。
収まらないのは妖怪軍団の方で、セコンドで色々とちょっかいを出していたパーントゥはもちろん、良いところ無く敗れることになったマジムンも、試合後にリング上の椅子(これはパーントゥが試合中に投げ入れたもの)をマットに叩きつけて悔しそうに去って行った。
試合後コメント
マスク・ド・シーサー
ようやくだ、ようやく。やっと勝った。ミルクがやってくれたね。ちびっこたちに笑顔を取り返すことが出来てまずは良かったよ。
ただ、個人的には今日もマジムンに流血させられて、これまでの鬱憤を晴らせたとは言えない。まだまだヒーローの強さをちびっこたちにしっかり見て貰わないと。それがオレ達の使命なんだから。だからこれからさ。ここからがスタート。
(セコンドについた"チョンダラーSYOMA"について)
いよいよオレ達に合流してくれることになって、すごい楽しみだよ。彼のファイトは、これまでのオレ達とはまた違うからね。それに彼は「ヒーローとしての強い決意」がある。あのマスクを被るという選択をした時点でね。そんな彼と共に、マジムン達を完膚なきまでにやっつけて勝つ。オレ達を応援してくれているちびっこたちに、勝利により笑顔をプレゼントするつもりだよ!
(ここで近付いてきたSYOMAと熱く握手をして、二人で写真撮影を行った)
ミルク三世
勝ってやったぜ、オイ。まあオレもこの中じゃ一番のベテランだからね、しっかりと自分のファイトっていうものを見せていかないといけないんでね。前の試合もそうだったけど、マジムンは結局反則に頼るしかないんでしょ?それをしっかりと受けるシーサーが偉いと思うよ。この間はオレも血を流しちゃったけどさ、痛いじゃん。やだね、オレは。でもそうやってマットで血を流さなきゃあいつらの試合が成立しないんだったら、わざわざそれに付き合う必要は無いね。
今日はハブの若造からギブアップを奪ってやったけど、次はマジムンさ。ヒーローだからって良い顔だけしてるわけじゃない。ヒーローは悪党には厳しさを見せつける必要があるんだよ。それがオレの役目なのさ。覚えておけ!
マジムン・ブラック
オイ! シーサー! これで勝ったつもりになってるんじゃないだろうな! ふざけんなよ?オレ達はまだ一回しか負けてないんだ。トータルで言えばオレ達が二勝なんだからな。一回くらい勝ったからって、調子に乗るんじゃねえぞ!
このまま逃げ切れると思うなよ、ミルク、あの白塗りデカ耳野郎オイ!まだまだだ。テメェ、どんどん追い込んでやる! そしてシーサー! あのイエローモンキー! 今日もオレ様に血まみれにされて、結局何もできなかったじゃないか。あれがヒーローなんて世の末だな。
あとはあいつだ、セコンドの。あの紫野郎、何もしなかったくせに最後は勝ち誇ったようなデカイ顔で帰りやがって。いいか、テメェのなぁ、情けない姿を次のデビュー戦でオレ達が見せてやるよ。今日の失敗は何だか分かるか? このオレを本気で怒らせたことだ! いいかテメェ、首洗って待ってろ! 次から次へと、どんどん追い込んでやる。それだけだ!
ハブマスク
負けは負け、それは認めるしかないネ。でもボクのハブミッションはこんなもんじゃないヨ。ミルク、この借りは必ず返すネ。オッサンには次はボクの毒牙に掛かってもらうよ。フフフッ。