リカルド・キアッピーニ(りかるど・きあっぴーに)
レスラープロフィール
ニックネーム
階級
ヘビー級
所属
colpo di stato(c.d.s) / RyCom-Club
必殺技
得意技
アックスボンバー
ジャーマンスープレックス
フルネルソン河津掛けフェイスバスター
殺人バックドロップ
その他使用技
※編集中※
得意ムーヴ
①ナポリタンボム→背面式片エビ固め
②アックスボンバー→両手押さえフォール
③パワーボムホイップ→両手押さえフォール
④アックスボンバー→チキンウィングアームロック
⑤ナポリタンボム→ジャッカルポーズ
入場曲
ZITTI E BUONI(Måneskin)
おもなタイトル・戦歴、受賞歴
2019年FFFベストヤングシーサー
第1回FTCヘビー級タッグ王座決定トーナメント 優勝(フライングV、リカルド・キアッピーニ組)
FTCヘビー級タッグ王座(初代)
2020年FFF最優秀タッグ(フライングVと)、ベストヤングシーサー
2021年FFF最優秀タッグ(フライングVと)
レスラー紹介
・2019年3月来日、c.d.s.入り。
・2019年8月大会よりRyCom-Club入り、アイダホ・ポテトやフライングVらとPVBとの対抗戦へ
・生い立ち
リカルドはナポリに生まれた。父親はピザ職人、母親はニット職人と職人の子供として育つ。しかし、父親は酒癖が悪く両親の喧嘩は絶えない。当然のように母親が家を出て行ったのはリカルドが11歳の頃だった。そんな環境で育ったリカルドは子供の頃から背が高くカルチョの国イタリアに生まれた彼にはサッカー選手としての期待が大きいのも自然であった。しかし、彼は本を読むことを好み、一人で過ごすことを好んだ。学校が終われば家に帰り本を読む。そんな彼を見て酔った父親は「本なんか読んでないでカルチョでビッグになって俺に楽をさせろ!」と罵声を浴びせる日々、その言葉から逃げるのもまた本の中だったのだ。
そんなリカルドも本を好むクラスメイト・キアラに恋をする。そして、一冊の本により二人は距離を縮める。
ある日、キアッピーニとキアラがとある本について語っているところにクラスの男子から「サッカーをしているのだが一人足りないから来てほしい。」とキアッピーニに誘いがきた。彼は迷ったがしぶしぶ参加することとなる。その長身を生かしたプレイでハットトリックの大活躍。どこかでトラウマとなっていてサッカーを楽しんでいる彼がいた。
翌日もリカルドにサッカーの誘いが来る。あれだけ活躍したのだから当然だ。そして、この日もハットトリック。その結果にリカルドもどこかで今までに感じたことのない高揚感を手に入れていた。その翌日には当たり前のようにサッカーの輪の中にいるリカルド。しかし、ゴール前で交錯した時に足を挫いてしまい、その日はキアラと試合を見学して終わる。
怪我をした彼は翌日のサッカーに参加せずいつも通りキアラと本を読んでいた。その本を強引に取り上げてクラスメイト・ファビオは言う。
「こんなつまらない本なんか読んでないでサッカーやるから来いよ!」
ファビオは学校で一番のストライカー。昨日ゴール前でリカルドと交錯したのはファビオだった。それをリカルドは知っていた。そんなファビオが取り上げたのはキアラの大事にしていた本。それを手荒に扱いながら続ける。「今日も是非君の華麗なプレイが見たいんだけどね。その怪我では無理かな?」と笑いながら本を床に叩きつけて、踏み付け、さらに唾を吐きかけた。それを見たリカルドは我慢出来ずファビオに飛びかかり、担ぎ上げ、「ノーザンライトボム」で彼を失神させてしまった。その「ノーザンライトボム」の後すぐにリカルドは我にかえる。そして、彼の目にはファビオの横に心配そうするキアラの姿を捉えた。その景色にリカルドはキアラが好きだったのはファビオだったことを理解する。呆然とするしかないリカルド。しばらくして救急車が来る。リカルドは職員室に誘導され、しばらくして酔っ払った父親が部屋に入って来た。親子で先生に注意を受ける。
帰宅後、「そんなにたくさん本を読んでいて人に怪我させるなんてなんの役にもたたねぇな!明日から本なんか読んでないでサッカーやれよ!俺に楽をさせてくれよ!なんで俺があんな若い教師に怒られなきゃいけねぇんだよ!」と言いながら父親は酔いつぶれた。
その時、偶然に流れていたのが「高山vsドン・フライ」の再放送。あの壮絶な殴り合いがリカルドとプロレスの出会いであった。