8/13に第30回大会のDay1を終え、いよいよ佳境を迎えた”Cyatan Mask-Man Festival 3”(CMF3)。
Day1の試合を実況と解説をした二人、”con.room”の近藤代表と”なんたまTV”のレオ桑江が大会後の興奮冷めやらぬ中、対談を行った。
いよいよ最終戦となるCMF3、Day1の感想と、決勝や最下位決定戦の展望は?
レオ桑江
はい、というわけでDay1が終了したわけですがいかがでしたでしょうか?
近藤代表
いやもう大変でしたね。
レオ桑江
そうですよね。
まあ裏トーナメントの方は、ある程度予想通りというところかなと。
シーサーとSYOMAの同門対決はどっちが勝ってもということでありましたが、それ以外はどうでしょう、ある意味順当ですかね?
近藤代表
そうですね。個人的にはダークガインとミルクの試合ですが、彼らはどちらもキャラクター的には負けても成立するレスラーではあるんですが、ダークガインはミルクを完全に流血させましたね。
レオ桑江
そうですね、かなり血が出てましたし、かなり噛まれました。あの噛まれっぷりはさすがでしたね。
近藤代表
あのエンターテイメントをちょっと超えたかのような、リアクション芸人のような。
レオ桑江
ビートはどうでしたか?
近藤代表
ちょっとドキドキしましたね。多分社長が一番緊張したと思いますけどね(笑)
レオ桑江
だと思います(笑) でもしっかり勝ち切ったと。
近藤代表
あとはシーサーじゃないですか。本当に去年の再来で、ちょっとシリアスになっちゃうと嫌だなというところですけど。
裏準決勝の相手がチバンダーということで。彼は”一応”初参戦なわけですが、去年の裏決勝を思い出しますね。さあ今回はどうなるか。
レオ桑江
かたや裏準決勝のもう一戦がミルクと宮城ですが、そこは本当に分からないからないですね。でもどちらが仮にマスクを脱ぐことになっても、それはそれで面白い展開になりそうですけどね、シーサーと違って(苦笑)
ということでは、開幕前のライター陣の予想で行くと、最下位予想がチバンダーが二人、ミルクと宮城が一人ずつということで、全員予想が残ってると。
近藤代表
そうなんですよね。
ただどうなんでしょう、この最下位が予想通りだって言われるレスラーの気持ちは。人によるとは思いますが、裏トーナメントで頑張って欲しいですね。
レオ桑江
正規トーナメントの方はどうですか。
近藤代表
そうですね。スバとTAKETO・MANの試合はなかなか白熱した17分でしたね。
レオ桑江
はい。これははだいぶ熱い試合でしたけどTAKETO・MANが何とか勝ち切ったということで、去年に続きの準決勝進出となります。
近藤代表
二年連続というと実力者っていうところですね、やはり。
レオ桑江
そして次はヤークトベーアとボルト。この試合に関してはヤークトベーアがパワーで勝ち切ったと。
近藤代表
ボルトはキックで応戦してましたけど善戦むなしくという感じでしたね。
レオ桑江
そしてマジムンとHG の昨年の決勝戦の再来となったカードでは、マジムンがあっさり勝って、パーントゥHGの3連覇の夢は絶たれたということになりました。
近藤代表
予想を裏切ったという意味ではこの試合が一つの事件でしたね。
レオ桑江
マジムンも勝つ可能性はあるかもなとも思ってましたけど、なんかちょっと一方的というか、サラッと終わっちゃった感がありますね。
近藤代表
そうですね。HGの良い所っていうのがほぼ出せないまま、マジムンがやはり決定率ナンバーワン の必殺技を繰り出したと。
レオ桑江
というわけでHGが連覇をしていたので目立ちませんでしたが、これでマジムンは3回連続で準決勝進出と。
近藤代表
HGの連覇の影に甘んじてきたわけですが、そのすぐ次には常にマジムンが居たと。
レオ桑江
そうですね。ようやくHG越えを果たしたので、今度は優勝候補に躍り出たと言っても過言じゃないのかなと。
そして最後の試合にもびっくりしましたね。
近藤代表
ビックリでしたね~
レオ桑江
シダーはデビューしてすぐにベルトを獲って、一躍中心になったわけですけど、前回の一回戦で実力者と思われていたリュウキュウ・ビートにしっかりと勝ち切って。
そしてそのビートが今日しっかり勝ってその強さを証明した形になったわけですが。
近藤代表
そのビートに勝ったシダーはやはり強い、と再認識してのメインイベントだったわけですが。まさかまさかのチーバガインの勝利でしたね。
レオ桑江
もう結構な圧勝と言うか、もう最初の数分の勢いのままで。
近藤代表
そうですね。それでダメージが残ったとしてもシダーが結局は封じて勝つだろうという見方もありましたが。前回のように返し技で勝つというのもありますし、どうなるかななと思ってましたけど、結局流れのまま押し切って勝利ということで。
レオ桑江
シングル王者のシダーがここで敗退、と。
近藤代表
はい、そうですね。タッグ王者のチーバガインが勝ち残ったわけですね。
レオ桑江
そういった意味でこの結果を受けて、マジムンとチーバガインがそれぞれ下馬評的には決勝進出に近いのかなと思いますが、どうなるかとというところですね。
近藤代表
ここまでくると誰が勝ってもおかしくないとは思いますけど、個人的に見たい対決としては、マジムンとチーバガインの決勝で、妖怪対ヒーローという形で決勝でマスクマンらしい戦いを見たいなって思います。
レオ桑江
TAKETO・MANも去年はマジムンに負けて準決勝敗退でしたから、今年は勝てるのか。
近藤代表
あえて言えばCMFは”マスクマンの祭典”ですから、途中でマスクを被ったTAKETO・MANや、一年前からの参戦となったベーアではなく、ずっとマスクマンの最前線で戦ってきた二人の対決を個人的にはやっぱり見たいなと。
レオ桑江
なるほど。さあどうなるか、次回をお楽しみにということですね。
予想を振り返りますと、”本命”候補は実は全滅でしたね。HGが2人、シダーとビートが1人ずつでした。
近藤代表
大穴だとTAKETO・MANを二人予想してましたね。
レオ桑江
というわけで今回のCMFも残り一日。
毎回様々なドラマが生まれるCMFですから、ここまで来て終わりが見えてきたのも少し寂しくも思うわけですが、いよいよラスト、残り6試合となります。
今年も色々ありましたけど、決勝で良い試合を、そして裏決勝で涙を見届けたいと思います。
近藤代表
今回で三回目ですけど、やはりマスクを脱ぐとレスラー人生が変わりますから、そこも皆さん是非刮目せよ、ということでお願いします。
レオ桑江
というわけで、Day1の興奮冷めやらぬ二人での対談は以上です。またDay2でお会いしましょう!