第九試合(セミファイナル)「King's Road」30分1本勝負
トミー・タロー&サイレンス 佐山&皇 克馬 vs ヘリオス 南騎&鴨川亮二&松原俊和
試合後の出来事
ヘリオスがトミーからフォールを奪うのと同時に通路から奇襲のタイミングを待っていたのは花見川。その動きを察して鴨川が素早くリングを降りて花見川の前に立ち塞がると、「この…リングを…汚すことは…俺が…許さん…」とひと言。
タイミングを逸した花見川は「じゃあ次はテメェがターゲットだかんな、あばよ!!と捨てゼリフを吐いて通路を後戻りした。
試合後コメント
トミー・タロー
負けたな、負けた。混戦だったから正直力負けしたって感じはしなかったけど、でもヘリオスは強かったよ。こうやって真正面で当たるのは久々だったしね。そして松原もね、あいつもあいつで自分の道を進むんだろうな。
このチームを組んだ時に佐山とは「なかなか負けられないプレッシャーはあるな」なんて話をしてたんだけど、今日良い意味でもうそのプレッシャーは無くなったというか。もちろん不甲斐ない試合をするつもりは無いし、そんな試合をするつもりでキングズソウルを立ち上げたわけじゃないけど、ガチンコのプロレスは勝者もあれば敗者もある。堂々とした敗者になら、文句は無いよ。
とはいえ悔しいよね(笑) でも皇がヘリオスにタイガードライバーを見舞った時は、FFF旗揚げの時の佐山を思い出したよ。彼の将来性も楽しみに感じたな。
さ、次だ次!
サイレンス 佐山
乱戦の中でヘリオスにやられてしまったな。このメンバー、特に松原とのぶつかり合いは楽しかったけど、王道を目指す身としてはここで立ち止まってはいられない。俺は、俺たちはもっともっとできるはずだ! だから、次は負けない!
皇 克馬
このメンバーでも自分が劣っている気はしませんでしたね。
ヘリオスには途中絡まれたので、エプロンからタイガースープレックスでぶん投げてやりましたよ。ただ、その相手に勝ち名乗りを挙げられたのは屈辱の極みですね。
コスチュームは変わりましたが、あまり自分の色を出せていなかったので次はもっと思い切りやりたいです。キングズソウルは、誰が相手でもそう負けていいチームではないと思っていますので、次は自分の力で勝たせますよ!
ヘリオス 南騎
何とか勝てた、という感じだね。トミーから直接3カウントを奪えたわけだけど、正直いまは嬉しさよりもしんどさの方が強かったというか。
みんながみんなギラギラで、かつ全力でぶつかった試合だったし、オレも場外で派手にやられた中で、最後の力を振り絞った技だったから、試合が終わった瞬間は力が抜けたというか・・・。
ここ数試合ずっと共に動いている鴨川はもちろん、急遽参戦となった松原にも感謝してるよ。みんなでもぎ取った勝利さ。
トミーとの再戦はもちろん、佐山とももっとやり合いたいし、今日は皇にいいようにやられたところもあったしね。特に場外へのタイガースープレックスは効いたよ。
うん、楽しいね。ハナミガワとの抗争は負の感情に包まれるけど、今日も最後ちょっかい出そうとしてたし、今日のような試合はポジティブだからさ。FFFのヘビー級の戦いは、そんな王道な雰囲気を作って行きたいね。それをキングズソウルのやつらも目指してるんだろ?
鴨川亮二
…これが…プロレスだよ…王道…邪道…どちらでもいい…覚悟があるのか…ってことさ…松原もヘリオスも…それを…見せた…だから…勝ったkings' soulとは…紙一重だった…が…破…浪…のヤツらには…何もない…面白くも…ない…オレが...潰して…やる…
松原俊和
思ったより早いトミー、佐山との再会だったが、この結果。彼らはking's soulを立ち上げた。オレはほぼフリーのように動いた。彼らはどうなりたいのかね。まだわからなかったが、いつかやるシングルでその答えをもらえることを期待するよ。
とりあえず、津波さんの代わりは出来たかな。役に立ったと思うよ。鴨川よりは。