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【独占インタビュー】FFF代表の桑江、節目となる次回沖縄大会の展望を大いに語る

3月23日~24日に開催されるFFF第5回大会「DEIGO GENESIS OKINAWA」。初の2日間開催、そして地元沖縄で最も歴史のある会場である沖縄県立武道館での開催と、節目となる5回目の大会として、これまでで最大規模の興行をなる。

そんなFFF旗揚げ後最大のイベントを一週間後に控えた某日、新宿区目白にあるFFF団体事務所にて、FFF代表の獣神ダンディー・桑江令の独占インタビューに成功した。

桑江は、旗揚げからこれまでの軌跡を振り返りつつ、5回目を迎える大会に向けての展望を語ってくれた。

 

 

FFF旗揚げから約半年、いよいよ5回目という節目を迎えます

そうだね、正直あっという間というありきたりな表現にはなってしまうけど、早かったなあと言うのが感想だね。

昨年の11月、オレの誕生日に旗揚げ戦を新宿区のコズミックセンターで行う時には、正直不安の方が大きかったよ。南国プロレスでの失敗から15年近く経って、果たしてうまくいくんだろうか。そしてお客さんに受け入れてもらえるんだろうか、って。

でも実際に旗揚げ戦であれだけのお客さん(満員御礼の500人)が見に来てくれて、そして実際に会場でも昔からのレスラー達、例えば天地やトミー、アイダホさん達に贈られる声援や、何と言ってもメインイベント後のオレの挨拶の時に「待ってたよ!」と声を掛けてくれたファンたちの声に、あぁ、FFFを立ち上げて良かったって、思ったんだよね。そしてそれと同時に、このFFFを絶対に盛り上げてやろう、そして多くのレスラー達のホームグラウンドとして、しっかりとこのプロレス界に地位を築こう、って強く思ったんだ。

 

旗揚げ戦ではナル選手との因縁対決や、新たなマスクマンの抗争など、盛りだくさんでした

こういう場だから言うけどね、ナル先輩やコンドー先輩には感謝してるんだよ。トミー達のように元々"南プロ"に居た連中ならまだしも、20年前に合同大会でしのぎを削った関係性の中で、こうして参戦してくれたわけだから。その感謝は今でも変わらないよ。

だから二人が自分のチームのレスラーをどんどん連れて来てくれて、そしてFFF全体が盛り上がっている今の状況は、正直とても嬉しいんだ。

マスクマンの抗争というのは、ヒーローズと妖怪軍団だよね。ファンも知っているようにシーサーとマジムンは元タッグパートナーなんだけど、彼ら二人を中心にしてマスクマン同士で激しいファイトを見せて貰いたいと思っていたんだ。脇を固めるマスクマンも良い意味で曲者揃いだし。

南プロのファイトスタイルだった「ルチャ」と「マスクマン」という要素は、やっぱりFFFでも大切にしたいと思っていたから、彼らへの期待は今も変わらず大きいよ。だってちびっ子たちはヒーローと悪者の対決に憧れるでしょ?「頑張れ―!」「負けるなー!」って子供の声が響くプロレス会場が好きなんだ。だからそれを実現したいよね。

次の沖縄大会では、新たにチーバガインやイバラギンといったレスラーも参戦して、いよいよ抗争も新たな局面を迎えることになりそうだし、楽しみだよ。オレ、マスクマン好きだしね(笑) 夏くらいにはマスクマンだけの大会も企画したいと思ってるよ。

 

第二回大会からは、「ZONO's五番勝負」というデスマッチが始まり、いよいよ今回完結します

ZONOについてはね、彼のためにも活躍の場を作りたかったんだけど、ファイトスタイル的には王道路線は難しいって思ってて、それであの五番勝負をすることになったんだ。

「FFFでデスマッチなんて」という声も上がることは覚悟していたし、実際にそういった声はあったよ。だって南国プロレス時代は、「明るく楽しく激しく」をモットーに、ルチャリブレらしい爽やかなファイトが売りだったからね。当時のファンからしたら邪道に見えたんだと思う。

でもね、オレはそれでいいと思ってるんだ。沖縄の精神に「チャンプルー文化」っていうのがある。"チャンプルー"っていうのは沖縄方言で”ごちゃ混ぜ”っていう意味なんだけど、古くから沖縄は色々な文化をごちゃ混ぜにして、独自の文化にしていったんだよ。琉球王国時代は中継貿易の拠点として、明や清といった今の中国の前身の国々やシャムなどの東南アジア、そして戦争後はアメリカ。それらの文化の良いところを取り入れてきたのが、今の沖縄なんだ。

 

”ごちゃ混ぜ”の「チャンプルー文化」こそが、沖縄らしい、と?

そう。だからさ、FFFもごちゃ混ぜでいいと思うんだ。今までのようなルチャの要素、より分かりやすく言うと、さっき話したようなヒーローと悪者の対決、ルチャでいうと"リンピオ"と"ルード"の対決はちびっ子にも分かりやすいしオレも好きだから、それは今もメインでいいんだけど、ちょうど今やっているようなヘビーのガチンコ対決、いわゆる”王道プロレス”もいいし、テクニカルな関節技や応酬をする玄人好みのファイトもいいし、今はまだ居ないけど打撃中心の総合格闘技的な選手や女子選手も居たっていいと思う。それぞれが魅力的であればいいんだよ。

そう、そういう中でのデスマッチ。デスマッチってオレは物凄く評価してるんだ。だって、凶器攻撃だったり噛みつきだったり、実はプロレスラーじゃなくても出来る技ばかりなんだよ。誰でも出来るんだ。その技に如何に説得力を持たせられるか。そして普通なら血だらけの姿で怖がられるものを「凄い!」「熱い!」と思って貰い、かつ自身の体をしっかりとケアしてそれを実現できるか。それってそのレスラーの力量が如実に表れるんだよね。だからこそ、かの大仁田さんは評価されてるんだし、オレはそれも立派なプロレスの一つだと思ってる。

それくらいの気持ちで、オレはZONOを指名した。そして前回の試合で、ZONOは花見川と見事に体現してくれたと思ってる。だからさ、次の二連戦が楽しみなんだよね。

 

そんな最終戦は、桑江さんとの対決が組まれています。

正直ね、ZONOの最終戦、誰がいいかなって、悩んでたんだよ。でもさ、ZONO本人から「桑江さんとやりたいっす、最後に是非やらせてください!」って直訴があって。正直嬉しかったよ。「最後にオレを指名してくれたんだ」って。

でも指名されたからにはね、やっぱりしっかりと勝たないと。しかもデスマッチと言う特別なプロレスの中で、きっちりと。ZONOには正直まだまだ負ける気はしないよ。ヘビーとジュニアとか、関係ないしね。

だからさ、その試合はFFFのデスマッチにおけるベストバウトにしてやるつもりだよ。その覚悟と準備はもう出来てる。いつもと違うオレのファイト、ZONOとの激しいデスマッチを是非楽しみにして欲しいな。

 

次回大会では、いよいよFFF初の王者が誕生しますね。

初代FTCヘビー級王者。この地位が今後どれくらいプロレス界で意味を持つのかは、正直今後のオレ達の努力次第っていうところだとは思うんだけど、少なくともこの瞬間、このFFFのリングの上においては、絶対的な意味を持つことになると思うんだ。だって初代王者って、やっぱりその団体の顔だし、この後何年にもわたって記憶に残る立場だよね?だからさ、いったい誰がその立場になるのか、オレもすごい楽しみなんだよね。

前回行われた一回戦もさ、熱い試合ばかりで会場も大盛り上がりだったでしょ?オープニングで爆破デスマッチ、そしてマスクマンだらけのタッグがあってからの、トーナメントでの激しいシングルの4連戦。正に”チャンプルー”で、ある意味FFFの魅力が全て詰まった大会の流れだったと思う。ティザームービーも力を入れたしね(笑)

 

あの予告ムービーは反響ありましたね。参加レスラーの特徴も分かって。

 そうそう。あれは燃えるよね。今後もこうした大きな企画の時には動画を使っていきたいよね。

勝ち上がった4人は、それぞれカラーが違うのも面白いね。トミーは南国プロレス時代のエースだったし、個人的には彼に絶対王者としてFFFでも一時代を築いて欲しいと思ってるのは事実。

でもそのトミーに旗揚げ戦から突っかかっていって、そんで今回新ユニットとして独立した佐山にも期待してるよ。以前まで無かったレスラーとしての”熱さ”を感じさせるんだよね。だから見るものを引き付けるんだと思う。南プロを離れているうちに、良い経験を積んだんだと思う。

フライングVも、単なる飛び技だけじゃなくて、プロレスがうまくなったよね。レスラーとしての懐が深くなったというか。そうした”巧さ”は旗揚げ戦のバトルロイヤルでもいかんなく発揮されてたと思うし、その後のFFFでの活躍も納得だね。準決勝でトミーと当たるのがもったいない気もするけど、逆に言うと一日目のメインにふさわしい試合をしてくれるんじゃないかな。

そして意外なのがオルカ。師匠の千葉が敗れる中で勝ちあがって、果たしてどこまで行けるのか。若さとパワーでベテラン勢にどこまで太刀打ちできるのかは楽しみだし、もし決勝まで行くことになったら、今後FFFのヘビー戦線においては注目の一人になるかもしれない。それもそれで楽しみだね。

まあそんなわけで、オレとしては誰が勝っても新たな展開が生まれるし、残り三試合の全てが熱戦になることを期待してるよ。

 

FFFにとって、今回の2Days興行が持つ意味は何でしょうか。

五回目の大会と言う節目は、ちょっと大きなことをしたいってずっと思ってて。それでちょうど良いタイミングで県立武道館のスケジュールも空いてさ。「これは二日連続でやるしかないでしょう!」と思い切ったんだよね。しかも県立武道館のキャパはマックス3000人なんだよ。今回会場設営の関係で2800人の収容にはなるけど、それでも二日間だと5600人だからね。

これまでの観客数って、有り難いことに全会場で満員御礼だったけど、旗揚げのコズミックセンターが500人、次の沖縄ナムラホールが1200人、前々回の松戸が1500人で前回の上野公園が1000人。つまりこれまでの4回で4200人動員だったのを、今回は二日間で5600人ということになるもんね。これは我々フロントサイドにとってはだいぶチャレンジだったよ。でも開催まで一週間を切って、チケットの売れ行きは好調なんだ。もう8割くらいは売れてるかな。もちろん地元沖縄ということもあって古くからのファンも駆け付けてくれてるし、Vの活躍もあって米軍基地からのお客さんも来るみたいだし。あとは千葉県からもツアー組まれてるみたいで。

そうした意味では、これまで4回の大会でお客さんにある程度喜んで貰えたってことなのかなとは思ってる。でもやっぱり今回次第だよね、今後のFFFがどうなるかは。これまでの倍のお客さんの前で、最高のファイトを見せる。それが出来れば、FFFは一つ上の段階になるんだと思う。それを何とか実現させたいし、絶対にやり切るつもりだよ。そして10回大会か一周年大会では、またこれ以上に大きな大会をしたいと思ってる。それが今のオレとFFFの夢、かな。

 

それと、オレのずっと憧れだったライガーさんの引退も決まって、そういった意味では日本中のジュニア戦線が新たな時代になると思うし、FFFもそこを狙っていきたいよね。

でもそれよりもまずは目の前の”DEIGO GENESIS”だよ。必ず成功させて皆さんに最高にプロレスをお届けするつもりだから、そこんところヨロシク! 以上!