FFF-Pro-Wrestling’s Official News

ファイプロワールドの架空団体『FFF(トリプレファ)』の公式ニュースサイトです。

【独占インタビュー】FFF一周年! 代表の桑江がこの一年を振り返る

2018年11月20日に旗揚げ興行を行ったFFFが、遂に一周年を迎え、11月29日に一周年記念大会を開催する。

そのちょうど一年を迎えた当日、新宿区目白にあるFFF団体事務所にて、FFF代表の獣神ダンディー・桑江リョウの独占インタビューを行った。

この日が自身の誕生日でもある桑江は、旗揚げからこれまで一年間の軌跡を振り返りつつ、一周年記念大会、そして二年目に向けての展望を語ってくれた。

 

 

誕生日おめでとうございます。遂にFFF旗揚げから一年ですね。

ありがとう。

そうだね、これは半年の時のインタビューでも同じように話したかもしれないけど、正直あっという間だったなあと言うのが感想だね。

ちょうど一年前のこの日、オレの誕生日に旗揚げ戦を新宿区のコズミックセンターで行ったわけだけど、その時の出場選手は22名だったんだ。で、前回の大会だと出場していない選手を入れずに46名が出てるからね。つまり倍以上に選手が増えたってこと。それだけでも、この一年のFFFの発展が見えるかなと思ってる。

そして大会をした都道府県も、"Cyatan Mask-Man Festival"の興行も合わせれば、15ヶ所以上だからね。本興行だけに絞っても東京、沖縄、千葉、大阪、仙台、北海道、福岡、水戸かな。日本各地で多くのファンが見に来てくれたと考えると、ほんと嬉しいよね。

 

沖縄での2Daysやジュニア大会、マスクマンのリーグ戦など、チャレンジングな企画もありましたね

2Daysの後は資金繰りの問題で次の試合を延期してしまったから、ちょっと苦い思い出になってしまったけど、ジュニア大会では女子選手も出場してもらえたし、CMFもだいぶ盛り上がったよね。オレはCMFは試合に出てないから、完全に運営サイドとして各地を回っていたわけだけど、各会場での熱気を感じられたからね。自分でも試合に出たくなっちゃうくらい(笑)

2Days大会でのヘビー級トーナメントも、ジュニアのリーグ戦も、やっぱりシングルマッチは盛り上がるよなあって感じてる。あとはFFF名物になってきた感もあるデスマッチやバトルロイヤルもね。

PVBが本格的に参戦してきた後は、vsチームPVBって感じで盛り上がったし、妖怪軍団とc.d.s.との全面抗争もあったし、団体内のチームやユニットもだいぶ特徴が出てきたからね。毎回マッチメイクも楽しいよ。前回のインタビューでも話した”ちゃんぷる~文化”はしっかりと発揮できてる気がするね。その点は満足してるよ。

 

次回の一周年記念大会ではタイトルマッチが3つ組まれていますね。いよいよ盛り上がってきた感じですか?

そうだね、まさかヘビーのシングルベルトのタイトル防衛戦が半年で一度も実施できないとは想定してなかったけど、ようやく初防衛戦にこぎつけて安心したよ。しかも色々あってリベンジマッチになったしね。

ジュニアについてはCMFの熱気のままシングルもタッグも試合が組まれたのが面白いよね。大穴で優勝したパーントゥがそのまま初代王者になるのか、それともまさかの最下位だったコンドーさんがまさか続きで下剋上で王者になるのか。タッグの方もようやく実績を上げられたヒーローズが天地に挑戦、ということで南国プロレス時代のファンも喜んでくれるんじゃないかな。オレ個人としても三試合ともすごい楽しみだよ。

 

二年目に向けて、今後の展望をお聞かせください

そうだね。あっという間の一年ではあったけど、やりたいと思っていたことはだいたい実現できた気がするよ。だからといって満足したというわけでは無いけどね。

佐山vsトミーという一年かけて紡いできたストーリーが、次の一周年大会で完結すると考えているから、二年目はまた新たなストーリーを作っていかないといけないよね。そのストーリーは運営としてどうする、どうしたいとかじゃなくて、リングの上で生まれていくものだと思う。だって、正に佐山vsトミーがそうだっただろ?旗揚げ戦での因縁、トーナメント決勝、そして初防衛戦・・・。そこにオレや会社としての思惑なんて最初から入ってないし、思惑を持っていたとしてもその通りにはならなかったというか、思惑以上のストーリーになったと感じてるよ。だって出来すぎだもん(笑)

だからさ、次の新たなストーリーがどう生まれて、そしてどう展開していくのか。自分もファンのつもりで楽しんでいきたいと思っているよ。

そんで少しは具体的な話もしておくと、ヘビー級のタッグベルトはもちろん、6人タッグのベルトとデスマッチのベルトは新設しようと思ってるよ。もちろん好評だったトーナメントやリーグ戦も、新たな選手たちを参戦させて第二弾を開催する予定だし。開催する場所としては、全国結構回ったけど、まだ四国や北陸には行けてないからそこでの開催と、あとはどうなるか分からないけどどこか海外でも一回くらいやりたいね。これは夢みたいなものだけど。

 

実際に大きな変革の時を迎えている今のプロレス界において、FFFはどうなりますか?

日本では新日本プロレスが復活してあれだけファンを増やしていて、その勢いもあって他の団体も元気になっている気がするよね。女子プロもそうだし海外で活躍する選手も出てきたし、DDTのようにエンターテイメント性を前面に出す団体もあるし、いいよね。FFFももっともっと色々仕掛けたいと思ってるよ。それこそジャイアントパンダみたいなものとかね(笑)

あとはね、やっぱり個人的な想いとしては、前回のインタビューでも触れたけど、ずっとファンとして応援してたライガーが引退するというのがね、色んな意味で大きいんだよね。偉大なレスラーだと思うし、自分自身プロレスをすることになったきっかけでもあるし。今でもジュニアやマスクマンが好きなのは確実にその影響だからね。この間のCMFも、頭の中にあったのはSUPER J-CUPだったしね。そういう意味では、前身の南国プロレスも今のFFFも、大きな影響を受けてるんだよなって、改めて感じたよ。だからこそ、何らかの形でFFFにも絡んで貰いたいよね。方法は色々とあるし、そこはちょっと考えているよ。

 

最後に一週間後に迫った一周年記念大会について、一言お願いします

トリプルタイトルマッチは俄然盛り上がるだろうね! 郷原とダグラスの因縁も楽しみだし。あとはまだ言えないけど、他のカードもだいぶ面白いものになると思うよ。

そりゃあ一周年記念の大会だしね、主催者としては新日本の1.4東京ドームみたいな位置づけにしていきたいと思ってるから、気合は入ってるよ、もちろん。もうまもなく発表できると思うから、楽しみにしててほしいな。

新宿中央公園の特設リングで、3組の王者が決まる日。屋外で寒いと思うけど、是非みんなで見に来てくれよ!