新型コロナウイルスの拡大を受け、3月27日の無観客試合から長期の活動休止となっていたトリプレファ。先週の緊急事態宣言の解除を受け、ようやく活動再開に向けて動き出したようだ。
そこで、代表の桑江社長に話を聞いた。
獣神ダンディー・桑江リョウ
長かったよ、本当に長かった。オレ達レスラーにとってリングの上で戦うってことが生きている意味、自身の存在証明なんだ。だから活動再開を待ち望んだよ。
3月の大会みたいに無観客で開催するという選択肢もあったんだ。でもさ、やっぱりファンがあってこそだよね、プロレスは。会場中のファンの掛け声と共にカウント3を迎えたいもの。手拍子やブーイングも聞きたいもの。
それにさ、やっぱり次の大会ではヘビー級タッグベルトの王座決定戦もあるし、やっぱり大勢のファンの前でやりたいと思ったんだよね。だから選手会とも相談してさ、客を入れて試合が出来るまでは活動を休止したんだよ。
その間は選手たちも耐えてくれたよ。給料もほとんど払えない中で、沖縄や千葉、東京の下町に茨城、そして東北まで。感染に気を付けつつ地元のボランティア活動に参加したり、オンライン配信をしてその少しの収益を医療従事者の支援金に回したりね。ほんと大変な二ヶ月だった。
そしてようやく、だね。野球もサッカーもようやく再開が決まって、いよいよプロレスもだよ。6月後半、場所と正式な日程はまだだけど、必ず試合をするから、もう少しだけ待っててくれよな。
活動再開の暁には、最高に熱い試合、気合の入りまくった試合をお届けするつもりだからさ!
いよいよ活動再開の日が近づいてきたトリプレファ。ファンも待ちきれないことだろう。楽しみだ。