第四試合「DEATH ROCKERS」30分1本勝負
松原俊和※ vs サトシ・ジェット・バーンスタイン
→トシ・ロッカーの代わりに松原俊和として出場
試合前の出来事
トシ・ロッカーが上がるはずのリングにはなんと二年ぶりの松原俊和の姿が! そしてそんな松原の横には今大会を欠場していたc.d.s.のナルが居て、松原のセコンドについた。
また見届け人として登場したトミー・ロッカーは、いつものロッカーズの上半身の衣装を脱いでいる状況で、静かにリング横にたたずむのであった。
試合後の出来事
試合の余韻が冷めやらぬ中、試合を見届けて静かにリング横から退場しようとしていたトミーに対して、なんと赤我武多亞が襲撃を行う! トミーにビッグファイヤーを浴びせると、笑いながら去っていった。
虚を突かれてうずくまるトミーに対して駆け寄ったサトシ。そのサトシの差し伸べた手をゆっくりと握るトミーであった。
さらにそんなサトシ、トミーへ向けて、リング上のナル・マスカラスがマイクを握った。
「おい!サトシ!松原との試合、見事だった!ただこの試合を見てオレも黙っているわけにはいかないんでな。サトシ!オレと勝負しろ!もちろん一対一だ!良い返事を待っているぞ!」
そのコメント後マイクを空高く放り投げ、ナル・マスカラスはリングを降りた。
試合後コメント
松原俊和
決め切れなかった...。あんなに攻めたのにサトシの気合が勝ったんですよね。前回のサトシとは違った。それは痛いほど伝わってきましたよ。僕も久し振りに松原としてリングに上がって、全てをぶつけましたよ。それが伝わっていれば良いと思います。
ここから新たな松原の道が始まりますよ。その道の途中にまたサトシ、トミーがいるのかもしれないですね。
サトシ・ジェット・バーンスタイン
ふん、ヤツの意地は感じたよ。だがワタシも意地があるのさ。それを今日は100%見せたのさ。普段から100%は見せないようにしてたんだけどね。
これでトシも脱退で、トミーと二人になったわけだけど、もともとそのつもりだったしね。ワタシは、デスロッカーズはまだまだこれからなのさ。
で、次はナルがワタシとやりたいって? ふっ、前のコンドーもそうだったが、恐れ知らずは嫌いではないよ。好きにぶっ潰させてもらうさ。
デスロッカーズ、「力こそパワー」! 弱いやつらが抜けたが、ワタシとトミーで改めて頂点を目指すさ、力でな!
ナル・マスカラス(セコンド)
とりあえず、今日はセコンドに立ちましたが、松原がc.d.s.へ戻るかどうかはわからないんで。出所してきた松原の身元引き受け人的な事ですかね。笑
彼のこれからについては任せますよ。一切関与しません。それがc.d.s.ですから。
だから!オレはサトシとの対決を要求する!松原は納得したかもしれないが、オレは違う。結局、サトシは何がしたいんだ?オレにはまだ理解できないんでね。それと握手するトミー、びっくりして笑ってしまったよ。結局、仲良しクラブってことですか?ますます意味がわからないですね!まぁ、良い返事を待ってますよ!
FFF3周年だからな、派手にやろうぜ!!!
トミー・ロッカー(見届け人)
見届け人としてしっかりと見させてもらったよ。そして二人の思いも感じ取ったさ。あれだけ必死なサトシも久しぶりに見たな。
それがあって感動してたところに、あのデブが来たと。あいつへの怒りは当然あるし、そこは必ずやり返してやるけど、俺が話したいのはそれじゃない。
サトシとの握手の意味。それを次の試合で見せてやるさ。プロレスはパワー、パワーこそ全て。この手で必ず一年以内にベルトを獲ってやる。そのためにはなんだってやるさ。なんだってな。