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【速報】2023年度「FFFプロレス大賞」発表!代表の桑江が挨拶【インタビュー】

2024年1月12日、FFF第59回大会の前日に、新宿区・目白のFFF事務所にて、代表の桑江の挨拶と、2023年度の「FFFプロレス大賞」の発表が行われた。

まずは桑江の挨拶(インタビュー)からお伝えしよう。

FFF代表:獣神ダンディー・桑江リョウ

皆さん、今年も今更ですが明けましておめでとうございます。
今年は年明けから震災や事故が起き、引き続き大変な世の中ではありますが、そんな中でも大会に足を運んでくれたり、ネット配信を見てくれているファンの皆さんには感謝です。
私自身は怪我の多い一年となってしまいましたので、今年は怪我をしないということを裏目標にしたいと思っています。

さて大会前日の発表となりますが、「FFFプロレス大賞」を発表させてもらいたいと思います。

今回も前回同様、投票権を持った有識者たちとの協議(FFFプロレス大賞審議会)にて決定いたしました。
それではどうぞ。

■FFFプロレス大賞:Borusse Mohko(チームPVB)

まずは大賞、2023年のFFFの顔です。こちらは投票が完全に割れましたが、最後は私の独断と偏見で選ばせてもらいました。
プロレス大賞というのは、やはり一年間を通してFFFのリングの中心に居た選手でないといけないわけです。そうした意味では、1月のタッグベルト奪取から防衛すること3回、そしてそれ以外の試合でもメインイベントで戦い、2023年に最もメインイベントに出場した数の多かったMohkoがふさわしいのではないでしょうか。

(次点:フリッツ・ユンター、トミー・タロー)

受賞コメント

Borusse Mohko:
アリガトウゴザイマス!
ゴーハラと共に、コレカラもFFFを、チームPVBを盛り上げてイキマスヨ!
ソシテ、今年はシングルベルトも狙ってイキタイデスネ!
マズハ、防衛戦、ガンバリマス!

■FFFベストバウト:タイガ・ロッカー&皇 克馬 vs Borusse Mohko&郷原 剛(11・11 新宿歌舞伎町トー横広場・特設会場)

今年もタッグタイトルマッチに票が集まりました。見事にベストバウトに選ばれたのは、FFF5周年記念大会のメインイベント、CMFヘビー級タッグタイトルマッチ。
皇とタイガという、お祭りでないとありえないような即席タッグチームでしたが、見事にタッグ王者を追い詰め、そして最後まで会場中が熱狂した一進一退の攻防を見せてくれました。
正に5周年にふさわしい、素晴らしい名勝負。FFFが築き上げてきた5年間の歴史をまざまざと見せてくれるかのような試合は、正に2023年を代表するに値する一戦だったと思います。

(次点:4/22 フミヤ ウォーターリバー&獣神ダンディー・桑江リョウ vs タカシ・コンドー&小倉 大鬼)

受賞コメント

タイガ・ロッカー:あの試合がベストバウト? まあ、オレにとっても初めてのタイトル挑戦だったし、それはそれで嬉しいさ。でも負けた試合だからな。明日の試合でそのリベンジを果たすだけだな。ふっふっふ。

皇 克馬:
ありがとうございます…?
ちょっと複雑ですが、自分のプロレスを認めていただけた結果なので、謹んで拝受いたします。
今年は即席タッグではなく、King's Soulでもっと結果を出したいですね。

Borusse Mohko:
プロレス大賞と二冠デスネ!
タイガの意外性、スメラギの柔軟性にコチラも追い込まれましたガ、ゴーハラのラリアットが爆発した試合デシタネ!
マダマダ、皆さんを楽しませる試合をしてイキマス!

郷原 剛:
ベストバウトに選んでいただき、ありがとうございます。
この賞は相手もあってのことですからね。タイガくんも皇くんも良い選手だったからこそ、我々も実力を発揮できたということでしょう。
イデオロギーの違いはありますが、認めるところは認めて、叩きのめす時は叩きのめす。今年はこれでいきますので、よろしくお願いいたします。

■FFF最優秀タッグ:Borusse Mohko&郷原 剛(チームPVB)

三年に亘りFFFのリングに君臨してきたVとキアッピーニの名タッグから、1月に遂にベルトを奪取し、そしてそこから4度の防衛を果たして1年間ベルトを守り続けたタッグが最優秀タッグとなりました。
強力な挑戦者を退け続けた二人が、防衛記録を伸ばして二年連続の受賞となるのか。まずは明日の大会での防衛に期待したいところです。

受賞コメント

Borusse Mohko:
Ya-!
三冠デスネ!
ワタシとゴーハラはソウ簡単に止められませんヨ!
このまま防衛し続けて、来年も再来年も賞をイタダキマショウ!
楽しみデス!

郷原 剛:
ベストバウトに続き、最優秀タッグもいただけるとは、身に余る光栄です。
こうなってくると私も色気がでてきて、シングルでも結果を残したいところですね。
タッグベルトを守りつつ、私かMohkoがヘビー級二冠王者になるのが、今年の目標ですね。
正直、ハードルはあまり高くないと思いますがね。

■FFF最優秀マスクマン:マジムン・ブラック(琉球妖怪軍団)

最優秀マスクマンは、琉球妖怪軍団の総帥、マジムンが選ばれました。この賞はこれまで4回のうち3回はパーントゥが受賞しており、正に琉球妖怪軍団の独擅場とも言える賞になってきていますね。
CMFでの準優勝、そしてリベンジマッチでヤスを破ってFTCジュニア王者に輝くなど、遂に自身がスポットライトを浴びることになったマジムン。曲者揃いの軍団をまとめつつ、FFFのジュニアを牛耳ることになるのかに注目したいと思います。

受賞コメント

マジムン・ブラック:ふははは! いよいよオレ様の出番が来たってことさ。このベルトを一年守り、そしてCMFで優勝する。もちろんタッグベルトも妖怪軍団で奪うさ。そうすりゃ次回はプロレス大賞だろ? 一年後が楽しみだなあ、おい。

■FFF特別賞(MIP=Most Impressive Player):新倉ひろき&市川血盟軍

2023年のMIPは、20年の時を経てリングに返ってきた新倉ひろきと、その彼が率いる市川血盟軍に贈ります。
一気に主役の座を奪い取った彼らが、2024年にどのような試合を繰り広げていくのか。20年ぶりに相まみえることとなったナル、コンドー、TAKETO、そして私・桑江との展開もとても楽しみです。

(次点:トミー・タロー、獣神ダンディ・桑江リョウ)

受賞コメント

新倉ひろき:受賞は素直に嬉しいが我々はまだ何も成していない。一つ一つの試合で完全燃焼出来るようなプロレスを目指していくだけだ。そして、魂と魂のぶつかり合いといえる試合したいと思っている。とりあえず俺のチョップを受けずに肩固めで終わらそうとするコンドーは許さん!アイツのサブミッションを受け切った上で、俺が勝つ!

■FFF殊勲賞:ヤス・辻本(雑草レジスタント)

殊勲賞は、金星を挙げるなど、ここぞの時に結果を出した選手に贈られる賞。2023年は、初めて素顔枠としてCMF優勝を果たしたヤスが選ばれました。

2022年から始まったCMFでの素顔枠。そもそも出場するにはまずは予選のバトルロイヤルを勝ち抜かねばならず、そしてそこから強敵揃いのトーナメントを勝ち抜くわけで、素顔でのCMF優勝というのは運も実力も無いと成し遂げられない偉業と言えるでしょう。
そしてそのままの勢いで二度目のCMFジュニア王者に輝き、正にここぞの強さを見せつけたヤスでした。ベルトはマジムンに奪われてしまいましたが、今年はシングルでもタッグでも、またベルトに挑戦してくれることでしょう。

受賞コメント

ヤス・辻本:殊勲賞、おおきにな! まあ因縁のCMFで優勝できたっちゅうのはワシ自身もごっつ嬉しかったわ。そのままベルトも獲れたのもな、ええかんじやったんやが・・・。最後はマジムンのやつに負けたのだけが悔しいわ。今年はリベンジしたるわ!

■FFF敢闘賞:トミー・タロー(King’s Soul)

敢闘精神あふれるファイトを見せてくれた選手に贈られる敢闘賞は、遂にベルトを手にしたトミーが選ばれました。
これまでずっと結果が出ずにファンに落胆もさせてきたトミーですが、遂にヘビー王者となりどのようなチャンピオン像を築いていくのか。それともすぐにその場から陥落してしまうのか。
そうした点も含めて、2024年のトミーにも期待したいと思います。

(次点:皇 克馬、ZONO THE☆BEST)

受賞コメント

トミー・タロー:
ありがたいね。でもまあこれまで5年の間ファンの期待に応えられなかったわけだから、オレにとってはこれからが重要さ。一年間しっかりとシングルのベルトを守り切って、次回はプロレス大賞を受賞するよ。

■FFF技能賞:郷原 剛(チームPVB)

優れた技能を持っている選手に贈られる技能賞。今回もだいぶ票が割れましたが、タッグベルトの奪取と防衛戦で多彩な「ラリアット」を繰り出し威力を見せつけた郷原が選ばれました。
彼の強さは牙院とのシングル戦でも証明されましたね。「ラリアット工場出荷~!」と面白がって叫んでいたのも今は昔。現在では「出た!!」と会場が大興奮のるつぼと化す技となり、今年のFFFリングも盛り上げてくれることでしょう。

(次点:TI=DA 津波、マルヴィン・リッケルト

受賞コメント

郷原 剛:
技能賞もいただけるんですか?
もっとテクニカルな選手がたくさんいるなかで、私のラリアットを評価していただき、ありがたいですね。
こだわりをもって、使い続けてきた甲斐があったというものです。
実は、少しずつ角度を変えたりとか、タイミングをずらしたりしているのですよ? そういった細かいところ見ていただいていると思うと、嬉しいですね。
今年ももっともっとラリアットに磨きをかけていきますよ。ありがとうございます!

■FFFベストやなわらばー:ザ・グレート 血刃(破浪我輪)

FFFで最も大暴れしたワル(ヒール、沖縄方言で"やなわらばー"=いたずらっこ)に贈られる賞であるこの賞は、まさかの破浪我輪入りを果たして多くのレスラーとファンを裏切った千葉、もとい血刃が選ばれました。
特に年内最終戦のタッグで見せたビッグファイヤーからのフィニッシュは、もう完全に闇落ちしたとファンを落胆させたことでしょう。だからこそ、この賞に相応しいのだと思います。

2024年は果たして血刃はどうなってしまうのか。盟友だったヘリオスとの対決はあるのか? 期待したいと思います。

受賞コメント

ザ・グレート 血刃:こりゃあ光栄なことだねっ!!過去、敢闘賞とかベストバウトをいただいたわけだけど、自分のプロレス人生をちゃんと象徴してると思う。…ん?千葉時代?違うんだよ、前にも言ったけど俺は俺、別に人格が変わったわけじゃなくてさ、今はこのスタイルがLOVEなだけ!今年はとにかくリングをかき回すよ!!
そういえば花見川のヤツもベストやなわらばーに選出されたでしょ!?こうなりゃ破浪我輪のメンバー全員がいただかなきゃあねぇ(笑)

■FFFベストヤングシーサー:ユスファ・リーベ(チームPVB)

FFFの若手であるヤングシーサーの中で最も輝いた選手に贈られるこの賞は、リーグ戦を無敗で勝ち抜き、そしてその後のバトルロイヤルやタッグ戦でも全て勝利を掴んできたリーベが文句なしの受賞となりました。

現在は優勝者の特典として海外への武者修行を行っているリーベ。2024年のどこかで成長した姿を見せてくれることでしょう。

受賞コメント

ユスファ・リーベ:
ベストヤングシーサーに選んでいただき、ありがとうございます!
今は海外の空の下ですが、日本に戻って皆さんと再会できることを楽しみにしています!
ルチャ、アメリカンスタイル、ヨーロッパスタイル。海外のプロレスも色々ありますが、自分が何を学んでいるか秘密です。
戻ったときに驚いてくださいね!

■FFFちばりよ~賞:マスク・ド・シーサー(レキオ・ヒーローズ)

翌年に向けて奨励したい、つまり頑張って欲しい選手に贈られる”ちばりよ~(沖縄方言で頑張れ!)”賞。今回はシーサーに贈りたいと思います。要は今年の”エール”ということです。
2023年はCMFで振るわなかったのはもちろん、スバとの因縁対決に負けてブラックパンツとなり、ヒーローズを一時的にせよ離脱することになってしまい、正に試練の年となることでしょう。
だからこそ、これまでのファンを安心させるような奮起を期待したいと思います。

受賞コメント

マスク・ド・シーサー:
この賞を受賞するという意味を改めて考えないといけないね。まずはコスチュームを取り返す。そうしないとヒーローズへの復帰もCMFへの出場も叶わないと自覚してるよ。必ず・・・。


というわけで、2023年度のFFF各種プロレス賞の発表は以上となります。

明日の試合を皮切りに、今年も熱い戦いをどうぞご期待ください!