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【速報】シーサー、ヒーローズ一時離脱へ。新たな挑戦を表明。レキオ・ヒーローズの記者会見

2024年1月27日、FFF第60回大会を控え、新宿区・目白のFFF事務所にて、記者会見が行われた。
会見場にはいつもの桑江ではなく、マスク姿の三人。シーサー、SYOMA、ビートの姿があった。

マスク・ド・シーサー

皆さん、本日はお集まりいただきありがとうございます。今日は私事ですが今後の活動についてお話したいと思っています。

ご存知のように、昨年11月にスバとのブラックパンツ・ルールの試合に敗れ、コスチュームがブラックパンツになってしまいました。
マスクマンのブラックパンツというのは、スバはそうでしたが、私のポリシーとしてなかなか受け入れられず、少なくともヒーローを名乗ることは出来ないと思っています。
そこで、試合後のコメントでも触れていましたが、私が立ち上げたレキオ・ヒーローズをSYOMAとビートに託し、私自身はコスチュームを取り戻すまでの間は離脱することをお伝えします。
あの試合の後にすぐ怪我の治療に入ってしまったので、状況がはっきりしていない状態が続いていましたが、改めてここではっきりとしたいと思い、この場を持ちました。

FFFの旗揚げ時から活動してきたヒーローズへの想いは誰よりも強いという自負はありますし、その背負う責任を担ってきたつもりではあります。
しかしながら今回の事態もそうですし、CMFでは何度も裏決勝に進出してしまったり、妖怪軍団やc.d.s.との団体抗争でもなかなか結果を残せなかったというのも事実です。
SYOMA、そしてビートとも三人で話し合いを続けましたが、ヒーローズが一つ上のステージに上がるためにも、今回のピンチをチャンスに変えるべく、それぞれがやれることをやろうという結論になりました。

幸いにも1月の大会ではSYOMAもビートも良い結果を出してくれていて、私も心置きなく離脱できます。今後のヒーローズにご期待ください。


今後の活動はどうなるのか?

「ちばりよ~賞」を貰ってしまったことはとても悔しいと同時に、まだこんな私を応援してくれている人たちが居るということでもあるわけで、そこは感謝したいと思っています。
そんな中でじゃあどうするか考えた時に、ヒーローズを離れた今だからこそ出来るチャレンジをしたいと考えているんです。
具体的にはまだ発表できないんですけど、自分自身の原点である琉球唐手。その原点に戻って道場で修業をし直して技を磨きたいと思っています。いや、正確には怪我のリハビリを兼ねて年末から既に始めてたんです。
その成果を見せられる挑戦の場を求めるつもりです。そしてその経験をヒーローズに戻るための原動力にしたいとも思ってます。
もちろん簡単な道ではないし、今よりももっと落ち込んでしまう可能性もあると思いますが、それでも今の自分に出来る最大限のチャレンジをする。その姿勢こそが私の考えるヒーローの姿なんです。
2024年のシーサー、遅ればせながらいよいよ始動します。是非応援をお願いします。本日はありがとうございました。

チョンダラーSYOMA

正直、ここ数年のヒーローズは結果を残せていなかったし、オレ自身も同じだったよ。だからこのままじゃ何も変わらないっていう悶々とした気持ちはずっと持っていた。
そんな中で昨年のアクシデント。もちろんシーサーの容態が心配だったわけだけど、その一方でヒーローズを抜けたスバからブラックパンツを押し付けられてしまった悔しさもまたあったんだよ。
だから今回のシーサーの決断を尊重しながら、オレもオレでヒーローズを背負うという責任を持って、改めて試合に臨んでいくつもりだ。
ベルトも欲しいし、CMFの優勝もしたい。シーサーが戻ってこなくても大丈夫じゃないかって言われるくらいに、盛り上げたいと思っているよ。

リュウキュウ・ビート

以前オレも”ちばりよ~賞”を貰ったから、シーサーの悔しさと覚悟というのは分かってるつもりだよ。だから基本的には彼の決断を尊重したいと思ってたんだ。
今は”市川血盟軍”も登場して、FFFの既存の軍団同士というよりも外に目が向いているタイミングっていうのもちょうどいいし、オレもSYOMAもCMF優勝、そしてベルトの再奪取に向けて気合が入ってるからね。
シーサー不在の影響を感じさせないよう、二人で頑張っていくよ。もちろん、何だかんだヒーローズを立ち上げたのはシーサーだし、彼がしっかり結果を残してすっきりと戻ってこれる日がくれば喜んで迎い入れたいね。



シーサーの決断とヒーローズの結束。6年目のFFFリングでどう存在感を発揮していくのか。期待したい。