月刊ストロング4月号④
UDC一回戦予想
知る人ぞ知るFFFの大ファンであるUMFのプロレスラー、マンモス北沢選手。MMAとプロレス、活躍する場は違えど、その鋭くもプロレス愛に溢れたプロレス評論には定評がある。今回本誌はその北沢選手にUDC一回戦の予想を聞いてみた。
マンモス北沢
今回のUDCは旗揚げから観ているFFFファンとしては見逃せないよね。本当に凄いカードばかりでワクワクが止まらないですよ。それで、UDCの予想だけどあくまで個人的見解で今回は自分の好みも混ざってしまっているかもしれないけど語らせてもらいます。
① Borusse Mohko vs ZONO THE☆BEST
MohkoとZONOの対戦は地力でいったら完全にMohkoが上だね。でもZONOは何をするかわからない怖さがありますよね。他の6人が一回戦でMohkoと闘っても勝てないというのが僕の見解なんだけど、ZONOだけは何か起きるんじゃないか…ってそんな期待感があるんですよ。そういう意味で、一番面白い組み合わせだと思いました。9：1でMohkoなんですが、あえて大穴狙いでZONOに一票って事で、どうですかね？
② 花見川幸一 vs チャーリー・ブロンソン
この試合は熱いですね！violenceシリーズの延長戦ですよね？花見川もチャーリーもどっちも激しい選手なので流血必至の激しい殴り合いになると思います。この対決は実はずっとシングルで見たいなぁって思っていたカードなんですよ。勝負強さだと花見川の方がわずかに上ですかね？チャーリーは単純などつき合いではなく彼にしか分からない美学を持ってプロレスをやっていると思うんです。そういうところが個人的には好きなんですが、トーナメントみたいな勝負では不利になると思います。…という事で大穴狙いのチャーリーに一票で！あと彼は元の体型の方がレスラーとして映えると思うんだけど…。
③ TI-DA 津波 vs フライングV
タッグの英雄対決。玄人が唸る一戦ですね。勢いでいったら津波ですね。あの蹴りは受ける方からしたら恐怖ですよ。MMA選手のようなキレがありますからね。受け損ねたら一瞬で終わってしまいますよ、本当に。ただフライングVみたいに空中殺法とロープワークを駆使して闘える選手って他にいないんですよ。Vには頑張って欲しいなぁ…。でも津波かな。津波に一票で。
④ 松本兼児 vs 皇 克馬
いやぁこのカードは驚きましたよ。プロレスの神が舞い降りたというか、ファンが選んだというか…。前回の皇対松本も賛否は分かれるかもしれませんが、ヒリヒリとした殺気を感じさせる良い試合でしたね。特にコメントとかで煽るのが嫌いな皇が完全にキレてましたね。松本の後頭部にエルボーをガンガン打ちつけてましたからね。あれには驚きましたよ。ああいう勝ちに徹したラフファイトも出来るってファンに新たな一面を見せてくれましたね。松本は打たれ強いわけではないので今回も皇が勝つ可能性が高いですかねぇ…。でも松本の打撃も一発があるんですよね。流れとか考えないから怖いというか何というか。タッグの時はそれで皇は失神させられてますし…。う〜ん。ここは大穴狙いで松本に一票で！
今回はUDCの一回戦の試合を予想させてもらいましたが、ナル・マスカラスとナルマスク軍団の動きやbow-sawと市川血盟軍の共闘など気になるカードが他にもあって語りたいことは語り尽くせてません。また機会があればFFFとついて語らせていただきたいです。
侍で活躍するマンモス北沢選手のプロレス愛溢れる予想。混迷するFFFのリング。果たして4.20のUDCはどのような結末を迎えるのであろうか？
