第十一試合(メインイベント)「FTCヘビー級タイトルマッチ」30分一本勝負
【挑戦者】ヘリオス 南騎 vs トミー・タロー【王者】
試合後の出来事
FTCヘビータイトルマッチを終え、勝者が最後の挨拶で締め括り会場が大団円の空気に覆われた次の瞬間、会場は暗転しFFFでは聴いたことの無い音楽が大音量で流れた。その中、入場ゲートにスポットライトが灯る。そこにいたのは「侍」マイク・ホフマンだった。
会場は騒然。マイク・ホフマンは花道をまっすぐ歩きリングイン。状況が理解できず戸惑うトミーとヘリオス。そこにWatta!Itta!Night!の準備に気持ちを切り替えコラボTシャツを着たFFF代表桑江リョウも現れる。彼らと対峙し一通り目を合わせたあと、マイク・ホフマンはマイクを手にした。
マイク・ホフマン「Hey ! You ! お前がチャンピオンだな!ちょろちょろ、ちょろちょろショーマンレスラーがオレに挑戦しに来て目障りなんだよ ! ショーマンレスラーのチャンピオンであるお前に勝って、いいかげんお前らを黙らせてやろうと思ってな!HAHAHA ! 来てやったぜ。いいか ! お前らの土俵でプロレスルールで闘ってやる ! 1月後の次の大会だ!オレと勝負しろ!逃げるんじゃあないぜ!お前らがチキンじゃあないならな。HAHA !
そこのファンキーなシャツ着たシャチョーさんよ!マッチマイクの方よろしく頼むぜ!前哨戦とか、かったるい事言い出したら、ショーマンレスラーはみんな腰抜け野郎だと言いふらしてやるからな!Fuck ! 」
マイクアピールが終わるとトミーと桑江の間にマイクを投げつける。
試合後コメント
ヘリオス 南騎
おいおい、勘弁してくれよ。オレとトミーで最高のプロレスを見せただろ? オレ達にとっては一つの大団円だったんだ。それを最後に出てきてごちゃごちゃ言いやがって。
オレ達がショーマンだって? ふざけんじゃねえぞ。いつでもそうだが、プロレスが最強なんだよ。覚えとけよ、この野郎!
トミー・タロー
ヘリオスとの邂逅を邪魔してくれたな、ホフマン! オレ達だけじゃなく、FFFで魂をかけて闘っている全員を馬鹿にした発言、チャンピオンとしてオレは絶対に許さない。
とはいえ、そこですぐに挑戦を受けるっていうのは違うだろ? ZONOだって、ヘリオスだって、死闘を潜り抜けてオレに挑戦したんだ。オレだって5年以上かけて手に入れたベルト。そう安いもんじゃないんだぜ。
お前が馬鹿にするショーマンレスラーをしっかり倒してからにしな。
マイク・ホフマン
HAHAHA!チャンピオンは何もわかってないようだな。オレはベルトが欲しいわけじゃあないのだよ。それにショーマンレスラーはすでに3人、Marco、マツモト、チャーリーと、十分すぎるほど倒しているのだよ。ショーマンだけに、勿体ぶって逃げるのが得意なのか?まぁいい、チャンピオンが思った以上にチキン野郎なら、こちらにも考えがある…楽しみにしているんだな!
獣神ダンディー・桑江リョウ
おいおい、勘弁してくれよ。せっかくのサマーフェスティバル、せっかくのDJナイトだぜ? 空気読めよな。
ふん、とはいえ代表としてFFFのレスラーを馬鹿にする発言は看過できないからな。トミーの意向は確認するが、少なくとも何らかの形で試合は組ませてもらうさ。
え?新日とUWFみたいに全面対抗戦になるのかって? いやいや、そんなつもりはないよ。侍とは、平川さんとはうまくやってるしね。あくまでマイク・ホフマンという一人との対決だろ? あれ、他にも誰か戦うの? それによってシングルか、タッグかだね。