第十二試合（メインイベント）「FTCヘビー級タイトルマッチ」時間無制限1本勝負
【挑戦者】花見川幸一 vs 皇 克馬
試合後の出来事
勝負が決して見事防衛を果たした皇。
観衆のある意味、安堵ともとれるような大歓声の中、リングに素早く上がる牙院と赤我武多亞。赤我武多亞が花見川を起こす間にマイクを持って皇に詰め寄る牙院。
「おい！皇！バトルロイヤルは見たな！トミーは3連敗だぞ？この落とし前はお前につけてもらうからな！次のシリーズはこの牙院がベルトに挑戦させてもらう！」
そう言い残すと2人で花見川に肩を貸しながらリングを去るのだった。
試合後コメント
花見川幸一
おぉイテ…アイツ何発エルボー入れてくんだよ…ああわかってるよ、完敗だよ。タイマンで負けたんだ、ダセェことは言わねえよ。だいたい試合前から皇の方がかっけぇじゃねぇか...
まあいい、あとは牙院にシンガリを任せるだけだ。まだKings Soulとの決着はついてねぇからな。トミーも前川も佐山も皇が勝って安心してんじゃねぇぞ。あぁ、イテぇイテぇ…
（アイシングを受けながら控室をあとにする花見川だった）
皇 克馬
今日は勝つ事だけを考えていました。
もっと圧倒するつもりでしたが、さすがに一筋縄ではいけませんでしたね。毒霧も凶器も拳も、キツいのはキツかったですが、乗り越えました。
お互いに信念がありますからね。彼はまともにやっても強いとは思いますが、それを言うのは野暮ですかね。
さて、次は牙院ですか。いいでしょう。受けて立ちます。
トミーさんの敵討ちなんてことはトミーさんに失礼ですから、ただの挑戦者を王者として相手をする。それだけです。
