第十試合(メインイベント)「Ideologie」30分1本勝負
赤我無多亞&花見川幸一 vs サイレンス 佐山&皇 克馬
試合後の出来事
衝撃的な皇のKO。佐山が皇に肩を貸して身体を起こすとすかさずマイクを取る花見川。
「オイ!コレが王道かよ!?こんなんじゃシングルのベルトが曇っちまうぜ!次、挑戦もできねぇじゃねえか!なあ牙院!」と先程トミーを下した牙院がリングに上がり、3人揃う破浪我輪。そして前川とトミーも駆けつけてKingsSoul4人との睨み合いに。
続ける花見川「オイ!桑江社長!この落とし前はどうつける?こりゃあトリオベルトを作ってもらうしかねぇよなあ?次の50回記念大会のメイン、オレ達3人とトミー・前川・佐山3人、勝った方が初代チャンピオンだ!いいな?それからそこで寝てる皇!テメェは次、リングに上がる資格もねぇ!首を洗って待っとけ!そこんとこー夜・露・死・苦ーっ!!」
今シリーズは破浪我輪のポーズで締められるのだった。
試合後コメント
赤我無多亞
わっはっは。どうだ?俺たちの真骨頂を発揮したろ?
リングアウト勝ちじゃねえぜ、王者から正真正銘のK.O.勝ちさ。どうすんだ?王道よ。
王道、覇道、邪道、正道といろいろあるが、俺たちの邪道が一番さ。
で、ベルト作るんだろ? 俺たちが初代王者になって、その価値を高め続けてやるよ。ストップ高だ。わかったか?
花見川幸一
(少し神妙な表情で)
これで分かったろうが!一番面白ぇのはオレ達破浪我輪だ!次もその次もオレ達がメインだぜ!!FFFをご覧の皆さまももう気がついたはずだ!極上のエンターテイメントはここにアリってことによ!!牙院もよくやってくれたし、赤我武多亞も安定のパワーを見せつけてくれたな。
賽は投げられたってことさ、あとは桑江社長の返事待ちだな!今日は以上!
(笑いもなく会場を後にする花見川だった)
サイレンス 佐山
克馬! 目覚ませコラ! このまま終わるわけはねえだろ? 屈辱を屈辱のまま終わらせるな! わかったな! ケツは俺が持つ。次は男みせろ!
皇 克馬
(朦朧としながら)借りは、返します…。ベルトを賭けても構わない。次の大会でもいい。こんなのは、怪我に入らないです、よ…。