第五試合「続・仁義なき戦い」30分1本勝負
赤我無多亞 with 花見川幸一 vs チャーリー・ブロンソン
試合後の出来事
ダメージが大きいのかなかなか立ち上がらないチャーリーに対して、さらに追い討ちをかけようと近づく赤我武多亞…とその時素早くリングに上がり込みチャーリーの肩を支える人物が。それは何と試合のなかったリカルド・キアッピーニだった!!何も語らず、チャーリーとともに花道を去ろうとするキアッピーニに対し行手を塞ぐ格好になったセコンドの花見川。「おい!何勝手に逃げようとしてんだコラぁ!」と2人に襲い掛からんとする花見川との間に今度はダグラス・キンザーが割って入る!!
破浪我輪を牽制しつつチャーリーとキアッピーニを逃す格好になったダグラスもまた、花見川と視線を交錯させたままリングサイドをあとにするのだった。
試合後コメント
赤我無多亞
チャーリーはどうでもいい。あいつは単に見掛け倒しだったからな。体重を絞ってデブを返上したとしても、それで弱くなったんなら意味ねえよな。ざまあない。
それよりあいつらさ、ライカムのやつら! ダグラス? キアッピーニ?? それぞれベルトを巻いてたからって調子に乗ってんじゃねえ。
しょせんベルトなんてお飾りさ。会社の指示で回ってるだけで何の威光もないんだからな! なんなら試してみるか?
今日の二人を蹴散らして、そしてそのままタッグベルトを奪ってやるよ! FFFの馬鹿どもが誰も奪えなかったタッグベルトをよ! オレ達は破浪我輪だ!
花見川幸一
おい!何なんだよ、アレはよ!チャーリーが口ほどにもねぇのは分かったけどよ、キアッピーニと…(間を置いて)ダグラスの野郎っ!!どういうつもりだよ⁉︎奴らが徒党を組むってんなら、オレも出るぜっ!!赤我武多亞とつるんで暴れ回ってやんよ!!売られたケンカは買ってやる。ああ、元タッグパートナーのよしみだダグラス、そして調子に乗ってるキアッピーニまとめて俺の拳でぶっ潰してやるっ!!!!
チャーリー・ブロンソン
負けた!久し振りの試合で空回りしてしまったのか。No。何を言っても言い訳にしかならない負け方だった。今回は認めるしかない。「今回は」だ。必ずリベンジまで持って行くからな。待ってろよ!赤我無多亞!もう一度シングルをやるからな!fuck!
そして、キアッピーニとダグラス。オレが不甲斐ないばかりに巻き込んでしまって申し訳ない。彼らなら破浪我輪も壊滅させてくれるはず。もちろんオレもまだ心は折れていない。花見川!赤我無多亞!もう逃げられないぞ!
リカルド・キアッピーニ
僕は以前から言ってましたよね。花見川のやっていることは認めない。と。今回も蛍光灯とか投げ入れてました。もうこれ以上は見ていられないです。次は僕が相手になります。ダグラスさんの登場は驚きましたが、一気にやってやりますよ。
それと、チャーリーさんの復帰戦...。(ここで何かを堪えるように天を仰ぐリカルド)
感動しました。しっかり見届けました。一時は引退も噂されたのに...。カッコ良かったです。え?泣いてないですよ!
ダグラス・キンザー
もう黙ってはいられなかったヨ。ずっと見て見ぬふりをしてきたけどネ。拳を交わして、一度は男の友情を持っていたハナミガワを。
でもこれで終わりさ。チャーリーがやられ、迷っていたワタシの背中を押したのは、リカルドの一直線な思いだったヨ。ハナミガワとの友情を切ってでも、そのリカルドの情熱にかけてみたいんだ。
それが今のワタシの気持ちさ。あいつらとの戦い、拳がうずくね。