第七試合「violence-3」30分1本勝負
チャーリー・ブロンソン&マルヴィン・リッケルト with 松原俊和 vs 花見川幸一&牙院
試合中の出来事
試合が経過して15分近く経ったころ、突然リング上に乱入したのはなんと第10試合のバトルロイヤル出場を控えていたはずのザ・グレート千葉だった!最近めったに着ない白い忍者服を身にまとい颯爽とリングに上がると、騒然とする会場をよそにターゲットに定めたのはチャーリー・ブロンソン。そしてまさかの花見川、牙院と連携してチャーリーを蹂躙、ダメージを与えたのを確認すると試合の行方も関係なく、足早にリングを下りていくのだった...。
千葉のファンからは悲鳴、そして破浪我輪のタオルを巻いたファンは総立ちで拍手するというカオスな状況の会場。そして牙印がチャーリーを固めるとレフェリーは破浪我輪の勝利をコールした...。
試合後コメント
ザ・グレート 千葉
(衝撃の乱入劇後、花道を下がったばかりの千葉を直撃)
...控え室にいたんだ...もちろんバトルロイヤルに出るつもりだったよ...。
だけどさ、モニターを見るとさ、アイツら4人ともガチの削り合いをしてさ、それでも殴り合ってる花見川もチャーリーも満足げな顔してたんだよ...津波は凱旋、ヘリオスもベルト保持者とタッグマッチをメイクされててさ、自分は何なんだよって...。で、モニターが引きの絵になって松原が映ったときにさ、身体が勝手に動いてたよ。
(とここで牙院の勝利を見届け)
...俺は俺の意思で動く。Bautisumoみたいに洗脳されたわけじゃない、今の自分を壊してみたいだけ。何が待ってるか分からない、このワクワクみたいな感情、たまらないよ。必ず結果も出す。言えるのはそれだけだよ。
(と向かった先は破浪我輪の控え室だった。)
チャーリー・ブロンソン
松原とマルヴィンに肩を借りるチャーリー・ブロンソン
何がなんだかわからないですよ。千葉さん、どういうことなんですか?最初、僕らの助太刀に来てくれたのかと思ったのに。。。流石に3対1ではどうにもならないですよ。しかし、このままでは終わらない。ここまで話が大きくなってしまったら簡単にはおさまらないですよ。破浪我輪は4人になったのか?次回、4人との試合。必ず組んでください。もう5周年とか関係ないですよ。このままではFFFも危ない。
マルヴィン・リッケルト
ラモスの洗礼を受けて、しばらく暴れ回っていた自分が言うこととではないかも知れませんが、道理が無い行動をするものには相応の報いがあるべきです。
今回の件で心が決まりました。
今までは誘われるがままにチャーリーさん、松原さんと一緒にいましたが、今後ははっきりと3人で破浪我輪に立ち向かっていきますよ!
松原俊和
試合中に誰かがオレの横を通って行って、手を伸ばした時にはそいつはリングに上がっていた。こんなこと許されるわけがないですよ。コレが破浪我輪のやり方か!次回、オレもリングに上がってしっかり4人に勝ちます!特に牙院!あいつの見下した目は許さないからな!
牙院
一瞬?とはなりましたけどね、リングに上がった千葉の顔を見れば分かりますよ、CMFで最下位になった時の自分と同じでしたから。何かを演じなければならないってことは自分を規制して本当の強さは得られない。結局、松原なんて何もしてないに等しいじゃないですか。
「強くなって勝つ」このシンプルな理屈に則ってプロレスをしているのは我々破浪我輪だけなんです。せっかく皇にリベンジしてこのことを証明するはずだったのにヤツが王者から転落するとは...。いよいよ各ベルトを奪い取りますから楽しみにしていてください!!
花見川幸一
ギャーッハッハッハーッ!!だから言ったろ!?破浪我輪に参加してぇヤツらがいるんだってなぁ。まさかの千葉先生とはなぁ(笑)
(横には千葉と怪我療養中の赤我武多亞が。赤我武多亞がペンとパネルを花見川に渡すとサッと殴り書きして再び赤我武多亞に返す。そこには...)
今日からなぁ、ザ・グレート血刃(ちば)と名乗ってもらうぜぇぇ!!
ま、血刃先生もよぉ、デビューした時にはペイントとなんざかましてオレ好みだったのによぉ、いつの間にかいい子ちゃんしてるだけのどーでもいいヤツになっちまってたからな、ここらで自分を開放してみろっつうことさ。痛快痛快、ちゃんと牙院も試合を締めてくれてよ、次には赤我武多亞も戻ってくる。c.d.s.はどうするんだよ!?1人足んねぇよなあ(笑)サトシかラモスにでも「オネガイ」してみるんだな、ギャーッハッハー!!
(千葉改め血刃を加えて4人となった破浪我輪が肩を組むとそのまま控え室を後にするのだった。)